HOME >2007年09月
| 特集 | ||
| 農業経営者取材 | 新・農業経営者ルポ | ||
「介護疲れで死ぬことすら考えていた私にとって、ここに毎日通うことが文字通り救いであり、人生を取り戻すきっかけでした」
| 提言 | 視点 | ||
| 農業技術 | 乾田直播による水田経営革新 | ||
| 農業技術 | 防除LABO | ||
| 農業機械 | 機械屋インプルメント目利き塾 | ||
| 時流 | 農・業界【国内】 | ||
| 時流 | 農・業界【国内】 | ||
| 時流 | 農・業界【国内】 | ||
| 時流 | 土門「辛」聞 | ||
| GAP | ||
リンゴの輸出量が伸びている青森県で、GAP取得しようという農家が増えている。農産物の安全管理を保証するシステムであるGAPを武器に、低迷するリンゴの国内消費を輸出で打開し、リンゴ産業の活性化を図りたいという産地の思いが背景にある。
同県で初めてGAPを取得したのは片山りんご(有)(弘前市)。1999年からEUに輸出を開始し、2004年にEUで普及しているユーレップギャップの認証を取得した。同社がリンゴの生産を委託している岩木山りんご生産出荷組合では、すでに3名がNPO法人日本GAP協会によるJGAP認証を取得済みだ。来年中には60名全員が取得をめざしている。
一方、台湾を中心に輸出しているJAつがる弘前(弘前市)は今年からGAPに取り組み、今夏に2名の組合員が審査を受けることになっている。その後、JGAPのなかでも蕫必須﨟とされる重要な項目については、「JGAP指導員」の資格を持つ8名の職員が全組合員に普及していく計画だという。
(以下つづく)
| 編集長コラム | ||
| 農業経営者コラム | 高橋がなりのアグリの猫 | ||
| トラクタ | ||
| 読者の会 | ||
本誌ならではの切り口で、世界の最先端農場・食マーケットを訪ね歩きます。食の事業者として、情報源・仕入先・売り先・進出先は世界スケールでいきましょう!
| 2012年6/20〜26 | オランダ農業視察ツアー なぜオランダは農業大国なのか?〜オランダの園芸芸術を見に行くだけではない。日本農業のイノベーションをめざして〜 (終了しました) |
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|---|---|---|
| 2012年5/15〜20 | イスラエル農業視察ツアー イスラエル・ハイテク農業の最前線を体験しませんか?〜将来の農業ビジネス成功の秘密がココにある〜(終了しました) |
| 2010年8/23〜31 | 木村愼一氏と行く
農業強国 ウクライナの大豆・コメ・野菜・施設視察ツアー 「Made by Japanese」in ウクライナ (終了しました) |
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| 2010年3/26〜4/2 | “メイド・イン・ジャパン”から“メイド・バイ・ジャパニーズ”へ “日本人ブランド”の世界戦略 オーストラリア農業視察ツアー (終了しました) |
| 2009年11/14〜21 | ケニア農業視察ツアー ~農業ビジネス大陸・アフリカを行く!~ (終了しました) |
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| 2009年2/1〜5 | ロシア沿海州でのMade by Japaneseを検討する視察ツアー 〜厳冬期のウラジオストックだから見えるMade by Japaneseの可能性〜(終了しました) |
| 2008年2/21〜27 | 急成長するアラブ産油国視察ツアー ドバイ贅沢市場とサウジ巨大農場 〜100兆円オイルマネーを日本の農場に環流させよ!〜 (終了しました) |
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| 読者の会 | ||
農業経営者や関連業界人を講師に招き、農場の成長、発展に役立つ定期セミナーを毎月(年間10回以上予定)開催します。懇親会では、情報交換や人脈構築の機会を提供します。
| 4/16(金) | 第76回「網下米価暴騰から見えること」 【講師/「米穀新聞」記者 熊野孝文氏】(終了しました) |
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| 3/15(金) | 第75回「国産榊を復活させよう」 【講師/(株)彩の榊 代表取締役 佐藤幸次氏・ヒューマン企画 奥山完己氏】(終了しました) |
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| 2/1(金) | 第74回「国産、飼料用トウモロコシの生産」 【講師/有限会社柳原農場 代表取締役 柳原 孝二氏】(終了しました) |
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| 読者の会 | ||
| 12:00 | 開場 |
| 13:00 | 主催者挨拶 『農業経営者』編集長 昆吉則 |
| 13:05 | 基調講演:西澤真理子氏 (株)リテラシー 代表取締役社長/社会学博士 「安全・安心議論の混乱の中で -お客様と食産業人のリスクコミュニケーション-」 |
| 13:55 | 質疑応答 |
| 14:05 | 協賛社挨拶・プレゼンテーション グッドウィル・グループ(株) |
| 14:20 | 休憩 |
| 14:30 | パネルディスカッション パネリスト ・農業経営者/小暮郁夫氏 ((株)関東地区昔がえりの会代表取締役社長) ・農薬・GM/坂本智美氏(シンジェンタ シード(株)) ・生協・小売/伊藤潤子氏(生活協同組合コープこうべ 参与) ・外食/坂井健悟氏((株)フードスコープ 常務取締役) ・流通情報インフラ/堀内信介氏 (イーサポートリンク(株)代表取締役社長) ・リスクマネジメント・コミュニケーション/西澤真理子氏 ・司会/昆吉則(農業経営者編集長) |
| 16:20 | 質疑応答 |
| 17:00 | 閉会 |
| 読者の会 | ||
| 読者の会 | ||
| 読者の会 | ||
| 読者の会 | ||
| *編集部より | ||
『農業経営者』をご愛読いただき、ありがとうございます。
2007年10月号にて、以下の誤りがございました。
内容を訂正するとともに、ご迷惑をおかけした読者の方々、関係各位に深くお詫び申し上げます。
株式会社農業技術通信社 『農業経営者』編集部
77ページ
株式会社サタケの穀物選別機「GS5880AIS」の希望小売価格
誤)892,500円(税込)
⇒正)13,545,000円(税込)
| 読者の会 | ||
Gulfood(ガルフード)/2008年2月24~27日
アラブ湾岸産油国最大の農産物・食品商談会、他
■日程:
2月21日
・ドバイ中央青果卸市場
・ドバイ・フラワーセンター
・バージュ・アル・アラブ
2月22日
・Spinneys Mercato(ドバイ高級スーパーマーケット、 Mercato Town Centre内)
・Mall of the Emirates(ドバイ最高級ショッピングモール)
2月23日
・アル・アイン&フジャイラ周辺の農場見学
2月24日
・GULFOOD 2008
2月25日
・高級スーパーバイヤー&ホテル・スーパーに納品する現地卸業者(輸入・再輸出・小売)企業訪問
・ジュベル・アリ・フリーゾーン
2月26日
・アル・ハイヤーの農場見学
・市内の金市場(ゴールド・スーク)
★日程一覧表(xls)はこちら
■旅行代金:2008年2月20日出発 7日間 554,800円 東京・大阪発(2名1室利用)
*上記旅行代金には燃費サーチャージ・出国税は含まれておりません。別途お支払いください。
■日本発着航空会社:エミレ−ツ航空
*札幌、福岡 発着は追加料金がかかります。
(札幌20,000円/片道、福岡15,000円/片道)
*飛行機ビジネスクラス利用追加料金 390,000円
■ご利用予定ホテル:グランド・ハイアット・ホテル(ドバイ)
*一人部屋使用追加料金:118,800円
*オプションでデラックスリゾートホテル宿泊のコースあり
*バージュ・アル・アラブ宿泊プラン追加料金148,000円
(2名1室利用/お一人様1泊当たり)
*ハーフル・アルバーティンでの宿は未定
■食事:朝食4回、昼食2回、夕食1回(この回数に機内食は含まれません)
■最少催行人員:10名
■添乗員:添乗員は同行しませんが、現地係員とアラビアンブリッジ及び農業技術通信社スタッフがお世話いたします。
*詳しい旅行条件を説明した書面(パンフレット)をお渡ししていますので、事前にご確認の上、お申し込みください。
■研修企画:株式会社 農業技術通信社
■旅行企画・実施:近畿日本ツーリスト株式会社(担当:西原・八鳥)
国土交通大臣登録旅行業第20号、(社)日本旅行業協会正会員、ボンド保障会員、旅行業公正取引協議会会員
住所:〒130-0013 東京都墨田区錦糸3-2-1アルカイースト18階
TEL:03-6658-1031 FAX:03-6658-1032
(営業時間:月〜金曜日 9:15〜17:00、土日祝日休み)
管理番号:044907111046-K-BSP

| 読者の会 | ||
顧客開拓の手段として、食の展示会に共同出店できます。外食・中食・小売・通販・加工食品業界に直に商品を売り込みます。通常出展に数十万円かかるところ、『農業経営者』定期購読者特典として共同出展価格で出展可能です。
| 3/3(火)~3/6(金) | FOODEX JAPAN 2009(終了しました) |
|---|
| 3/11(火)~14(金) | FOODEX JAPAN 2008(終了しました) |
|---|---|
| 2/20(水)~22(金) | 第42回 2008スーパーマーケット・トレードショー(終了しました) |
| 11/21(水) | 加工・業務用野菜交流会(終了しました) |
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| 読者の会 | ||
加工・業務用野菜交流会は需要が増加している加工・業務用野菜
の国内取引を拡大するため、加工・業務用向けの野菜生産に取り
組まれる方々と外食・中食、食品メーカー、スーパーなどの野菜を
取り扱う実需者の方々との交流会(商談会)です。
当日は(社)日本フードサービス協会主催「フードサービス
バイヤーズ商談会」が3階展示室にて開催されるため、外食産業者
の来場の大幅増加が見込まれます。
前回の「交流会」には836人が参加、同時開催のJFフードサービスバイヤ
ーズ商談会には2,351人が来場しました。実績のある商談会です!





| 読者の会 | ||
食品スーパーマーケットを中心とする流通業界に最新情報を発信するプ
ロ向け専門展です。
スーパーマーケットとの取引開拓する専門展。付加価値のある商品や、
独自性がある農産物が注目されています。商品力のある農産物で、市場
のリクエストに応えましょう!
開催日:2008/2/20(水)~22(金)
開催場所:東京ビッグサイト(東京国際展示場)東ホール
通常出展料:1小間33万6000円
共同出展費用:10万円(造作費込・税別)
商品委託出展費用:5万円(造作費込・税別)
ふつうに出展すると出展料の約30万円に加えて、ブース装飾費・造作費などで
約20万円かかり、合計約50万円必要です。
すなわち、約80%オフの価格で出展できます!
★こんな方にお勧めです!★
1.自分の商品を直接バイヤーに売り込みたい!
2.スーパーを中心した流通の販路を広げたい!
3.バイヤーの求める商品を生の声で聞きたい!
4.他の生産者の売り込み方を見てみたい!
5.展示会には出たいが手続きや準備が大変そう・・・
■取引先の開拓はもちろん、情報収集としてもご利用下さい。時期的に出展す
る農産物がない方でも、共同出展ならバイヤーさんに営業できます!
★さらに!営業代行なら出展費5万円から!★
営業代行サービスでは、あなたの農産物を読者の会事務局がお預かりして
出展を代行します。出展後、引き合いのあったバイヤーの名刺、問合せ内
容をまとめてご報告します。
※営業代行費用には造作費も含まれています。
※期間中、商品のない方はPOP・資料のみでも参加できます。
| 読者の会 | ||
アジア・環太平洋地域最大のプロ向け食品業界展示会です。
外食、中食、小売、通販、加工食品・・・あらゆる業界のバイヤーが注目
しています。読者の会では野菜にスポットをあてた特別設置ゾーン『More Vege+
(モア・ベジ)』ゾーンに出展します。主催者側でもプッシュしている企画だけに注目必至!!
野菜だけではなく、米、加工食品など『農業経営者』読者の作っている商品ならなんでもOK。
このアジア最大の展示会に出ずして他に出る展示会はありません、この機会を是非お見逃しなく!!
開催日:2008/3/11(火)~14(金)
開催場所:幕張メッセ
通常出展料:1小間31万5000円
共同出展費用:10万(造作費込・税別)
商品委託出展費用:5万円(造作費込・税別)
ふつうに出展すると出展料の約30万円に加えて、ブース装飾費・造作費などで
約20万円かかり、合計約50万円必要です。
すなわち、約80%オフの価格で出展できるということです!
★こんな方にお勧めです!★
1.自分の商品を直接バイヤーに売り込みたい!
→自分で作ったものは自分で売る!営業トークの向上と改善に役立ちます。
2.外食、中食、小売、通販、加工食品の販路を広げたい!
→職種にあった提案方法が大事!買い手がイメージしやすい調理法やレシピでPRしましょう。
3.バイヤーの求める商品を生の声で聞きたい!
→自分では気づかなかった改善点を指摘されることも…これを機にヒット商品に改良を!
4.他の生産者の売り込み方を見てみたい!
→成功している生産者の販売方法を取り込もう、自分なりのアレンジで活路を見出すことも。
5.展示会には出たいが手続きや準備が大変そう・・・
→商品PRに必要なポスター、チラシ、POPは事務局にて作成するので、出展する農産物の搬入をするだけです。みんなで出ればコワくない!
■取引先の開拓はもちろん、情報収集としてもご利用下さい。時期的に出展す
る農産物がない方でも、共同出展ならバイヤーさんに営業できます!
★さらに!営業代行なら出展費5万円から!★
営業代行サービスでは、あなたの農産物を読者の会事務局がお預かりして
出展を代行します。出展後、引き合いのあったバイヤーの名刺、問合せ内
容をまとめてご報告します。
※営業代行費用には造作費も含まれています。
※期間中、商品のない方はPOP・資料のみでも参加できます。
| 読者の会 | ||
| 読者の会 | ||
今、「食」の世界を動かしているのは女性です。女性に受け入れられなければ、この業界では食べてはいけません。女性たちのトレンドを最先端の現場(デパ地下・駅ナカ・レストラン・カフェ)で体感いたします。食べ歩きツアー限定5人!!(最少催行人数3人)参加者募集中!!
3,000円+実費(交通費・飲食代・買物代)
| ※ | 交通費は1,000円程度。飲食代は3,000円程度。 買物代は各自の買物量次第。 なお、参加費は当日、係の者にお支払いください。 |
農業技術通信社(10:00集合)
↓
新宿ファーストフード店(朝食/20分)
↓
新宿駅周辺スポット見学(駅ナカ・カフェ・デパ地下/125分)
↓
市谷駅ナカ・水道橋周辺スポット(ランチ/125分)
↓
池袋デパ地下見学(90分)
↓
巣鴨高級漬物店見学(60分)
↓
解散(15:10)
終了しました。
| *読者の意見・投稿 | ||
――島田さんのご認識は?
ウチは農協出荷は昨年でやめて一般業者に切り替えたが、商系業者も右へならえで全農の方針の仮渡金しか出ないと言う。これからは独自で売っていかなければならない時代に入ったと感じている。
自力で農業をやっていかないと。全農などの組織にくっついてたら潰されてしまう。「我々の減反に協力しなさい」、「価格を維持するためには皆さん一緒に努力して協力しなさい」と言いながら全農は自分の組織第一で全然、消費拡大には向けなかった。そのツケがここに来た。組織を守るために生産者を犠牲にした、減反協力をしたのに何でここまで下がったのかが納得行かない。
――経営に影響はありそうですか?
相場が変わってくるから経営に影響を大きく受ける。付加価値という部分が産地間競争している。
我々が今までやっていたことを、みんなやってくるから、自分の商品の個性を出せなくなる。「魚沼コシ」だけでやっていくのも限界、もうブランドに胡坐をかくことはできない。
あとは自分で販路を見つけて商品の特性をちゃんと説明して理解してくれる取引先を見つけていくしかない。消費者との太いパイプ作りが重要。価格勝負ではなく、お客様とのコミュニケーションを大切にしていきたい。
消費者の気持ちは輸入品に抵抗があるけど、結局は安いものに行っている「安心・安全」ということが言われているが、結果として出てこない。世間の風潮と実際の消費状況が一致しない。
――売り先と販売形態
関東の米屋には玄米で出荷しているが、自分で販売しているものは全て白米で出荷している。品質を徹底したいので、今年は色彩選別機を導入した。
――地域の反応は?
周りの農家はわりあい関心が無い、もう農協さんにお任せ、従うしかないという感じ。一方で農地・水・環境問題のほうで化学肥料・農薬を5割にすれば上乗せが10a当り5,000円くらい付くので、そっちの方に乗っかってみようかな、というケースが多い。
――関連して、雑誌で取り上げて欲しいこと
農政がめちゃくちゃ。官僚の考えだけ先行しててもしょうかないので、昆さんの規制改革委員で頑張ってもらいたい。規制改革委員で会議している内容を公表してもらいたい。官僚の考え方と我々農家が全農、農協組織を通じて得ている情報とどこがちがうのか。そこを明らかにして欲しい。
| *読者の意見・投稿 | ||
――阿部さんのご認識は?
コメを買ってくださるユーザー様に対して、コメの生産コストを明確にし、「我々は常にこの価格でコメを提供できる」とアピールする売り方に切り替えるための、よい機会になるだろう。ここまで米価が下がれば、農協経由で売っていては再生産もできないことが明らかになったのだから。
――経営に影響はありそうですか?また、売り先の業態別比率は?
私のところはほとんどが一般消費者むけの契約栽培と業務用提携米で、余剰生産分は贈答用やカタログ販売で売り切る。あらかじめ何月にはどの品種を何kg予約、と決まっているから、作付けイコール販売完了になっており、今回も米価切り下げでも、大きな影響はない。というのは減反政策が始まってから、確実に消費していただけるユーザー様に販売することを狙ってきた。
――販売形態は?
一般消費者むけ・業務用提携米ともに精米での出荷が基本だが、要望があれば玄米などでも出荷する。
――地域の反応は?
仮渡金も受け取ってしまっているし、あきらめムードだね。自分のコメの売り先は、自分で探さなくてはならないな、という声が聞かれるようになった。ウチで120俵近く売ってくれないかという相談も受けた。むろん断った。これまで買って頂いているお客様を裏切ることになってしまうから。
――雑誌で取り上げて欲しい事、知りたいこと
これまで業者は「産地を育てる」よりも「産地を買う」という姿勢だった。その年その年で、安い産地・よくできた産地のいい所どりをしてきたと思う。
ところが最近、居酒屋さんなどで、コメの産地を表示する取組みが増えてきた。お店の店員さん達が、きちんとした知識を覚えていて、宮城の登米のコメではこんな栽培のこだわりがある、環境に対してもこだわりを持っていると、お客様に話す。外食産業や小売業と組むことで、各地にいいコメがあることが消費者に伝えられる。そういった取組みをしている企業の情報を特集してほしい。
外食や小売業のバイヤーさんが読む業界誌がほしい。例えば、各有名ホテルには、旬の食材の調達を担当する人がいる。こういった人達に請求する業界誌を作ってほしい。有名ホテルに出荷している実績は、営業に行ったときにアピールするよい材料になるから、量は少なくてもいい営業ツールになる。
――阿部さんのような、一般消費者むけの契約栽培はどうでしょう?
私のところは20年前から、ヤフーなどで販売体制を作ってきた。ところが今、ネットでコメを検索すると5万件ヒットする。5万分の1の過当競争に参加するために、最近参入する農家は低価格競争に走っている。ところが低価格で競争するユーザー様は浮気症で、もっともっと安いコメを探す。品質で勝負できないなら、ネット販売や契約栽培は勧められない。
それに一般農家では、お客様の細かな対応ができない。何月何日までにどの品種を何kgといったことに対応することは難しいだろう。