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特集

WTO決裂、エセ農業保護論に騙されるな!
常勝思考のニッポン農業 | 農業経営者 10月号 |  (2008/10/01)

特集

記事の一部がPDFでご覧になれます

↓【内容1】日本のWTO交渉は、
「農業一応守っているよ」と国内的に宣伝
する鎖国論理に過ぎない!
>>立ち読みする

↓【内容2】
「インチキ食料自給率」
に騙されるな!国民と農民を思考停止させ、ニッポン農業を弱体化させる国策の罠
>>立ち読みする


WTO交渉が決裂した。

運よく守られたと安堵している場合ではない。答えはすでに決まっている。世界の常識を超える高関税はいずれ大幅低減する。

WTOはそもそも自由貿易の仕組みを決定する国際交渉の場なのだ。そこで、「オレたち日本農業守ってるぞ」という国内向けのPRしかできない農水省と農業団体、それを そのまま報道するマスメディア。そんな言葉に農業経営者が一縷の望みなんか抱いたって、 何の希望にも得にもならない。国際農業交渉の現実を冷徹に直視し、守られる意識を執拗に植え付けるエセ農業保護論から決別するしか未来はない。

どうすれば自分の農場が生き残り、その強みを発揮できるか。いま、転換点にある経営者に識者3人が問いかける! 共通メッセージは「常勝思考のニッポン農業」!!

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Posted by 編集部 | 13:30 | この記事のURL | コメント(319) | トラックバック(0)
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農業経営者取材 | 新・農業経営者ルポ

未来は、自分の今日についてくる  | 農業経営者 10月号 | (2008/10/01)

【展望花畑 四季彩の丘 代表 熊谷留夫(北海道美瑛町)】
経営者ルポ 北海道富良野市に次いでフラワーツーリズムの地として広く知られている美瑛町。 その美瑛町で、7年前に「展望花畑 四季彩の丘」を開設したのは、美瑛町農協の理事でもある熊谷留夫。十勝岳連峰を正面に臨む雄大な景観の豊かさに気付かされた彼は、丘陵に花を植え、都市からの観光客を呼び込むことを思い立つ。しかし、当初は周囲を説得してもその価値を理解してもらえなかった。ならば、と立ち上がった熊谷の心中には、美瑛の農業と農産物の素晴らしさを伝えようする、開拓者精神が宿っていた。

農業者が作り出した観光スポット



「丘のまち」と呼ばれる北海道美瑛町。傾斜のきつい丘陵地帯は農業にとって必ずしも望ましい条件ではない。しかし、その風土の中で農家が作り上げてきた農業景観が北海道を代表する観光スポットになっている。

その美瑛でも最も観光客の集まる「四季彩の丘」を経営するのは、約90haの農場を経営する熊谷留夫(56歳)である。同時に熊谷は、北海道上川地域では初めてだったという、農家ペンション「ウィズユー」を1992年から経営している。四季彩の丘同様、冬季間も開業するウィズユーでは、ペンションの窓からの景色と地元食材を使った料理で年間4500人ものお客さんを迎え入れている。

四季彩の丘の年間来場者数は40万人。美瑛町を訪れる観光客約120万人の3分の1が四季彩の丘を訪れている勘定だ。美瑛の観光は夏がメインで冬季間は休業するところが多いが、四季彩の丘には冬の間だけでも約8000人のお客さんが訪れる。また最近は、夏冬を問わず台湾や韓国からの観光客が増えているという。取材日当日は生憎の雨模様だったが、駐車場には観光バスが並び、売店はお土産を求めるお客さんで賑わいを見せていた。また、15分かけて敷地内をコトコトと走るトラクタバス(「ノロッコ号」なるネーミングも洒落ている)に乗った子供たちの楽しそうな声も聞こえてきた。

周囲の理解は得られず独力で事業を始める



四季彩の丘は99年から着手し、2001年にオープン。すべて熊谷が一人で始めた。春にチューリップ、夏にクレオメやリアトリス、秋にはキカラシが咲き乱れる展望花畑と、農産物直売所からなる。約20年前から美瑛町農業協同組合の理事を務める熊谷は、かつて農協にその開設を何度も働きかけた。事業性の大きさだけでなく、ますます農業経営環境が厳しくなっていく中で、観光に訪れた人々の目と心に訴えて、美瑛の農業と農産物の素晴らしさを伝えようと提案したのだ。しかし、理解は得られなかった。
(以下つづく)
※記事全文は農業経営者10月号で
Posted by 編集部 | 12:30 | この記事のURL | コメント(34) | トラックバック(0)
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農業技術 | 大規模輪作営農のための乾田直播技術

グレーンドリルを用いた播種体系【盛川農場における実際編】 | 農業経営者 10月号 |  (2008/10/01)

稲作経営を抜本から変える革新技術として注目される乾田直播。海外マーケットへの進出の鍵さえも握るこの技術は、稲作経営に携る者にとって、無視できない存在になりつつある。試験場での研究のみならず、現場の農業経営者と一体となって技術開発に取り組む東北農業研究センターの大谷隆二氏が、実践的な乾田直播技術をシリーズでお伝えする。

盛川農場の直播導入の端緒


第1回では、グレーンドリルを用いた播種体系について、東北農業研究センターの所内圃場での試験データを用いて基本事項を解説した。第2回は、岩手県花巻市の盛川農場(盛川周祐代表)での実際編を述べる。

盛川農場の経営面積は約50haであり、水稲10・7ha、小麦21・4ha、大豆14・2haのほか、最近はジャガイモの導入を進めており、2008年には2・3haに拡大している。盛川農場の技術の特徴は、第一に、プラウ耕による深耕や積極的な堆肥施用による土作りへのこだわりである。第二に、高性能な機械の導入による徹底した高能率化であり、導入した機械の日常的なメンテナンスや部品交換は自分で行なっている。また、近年では、レーザー均平機を用いて30a前後の圃場区画を合筆し、自前で大区画化を進め、作業の効率化を図っている。

盛川氏の直播栽培への取り組みは、大冷害の翌年、94年の減反緩和を契機とした湛水直播の導入がスタートである。乾田直播については、スガノ農機のバーチカルハローシーダを用いた体系で05年から取り組んでおり、これには「東北土を考える会」の活動の役割が大きい。また、秋田県大潟村で乾田直播に10年以上の実績のある矢久保英吾氏の影響も見逃せない。

グレーンドリルを用いた体系は、盛川氏が筆者の研究室を訪ねてこられた07年から、現地実証試験という形で始まった。盛川農場では、麦の播種にグレーンドリルとカルチパッカを20年近く使用しており、「畑作の感覚でコメを作ろう」という盛川氏の考えからもグレーンドリルの利用は、自然な流れであったと考えられる。また、盛川氏来室のタイミングは、コスト半減を目指した農水省のプロジェクト研究「担い手プロ」が始まろうとしていたときであり、まさに幸運であった。

(以下つづく)

大谷隆二(おおたに りゅうじ)
1961年山口県生まれ。岡山大学農学部を卒業後、農林水産省に入省。北海道農業試験場で『草地飼料作および水稲作の機械化に関する研究』、農業研究センターで『水稲の低コスト栽培および乾燥調製に関する研究』に従事。1997年岡山大学より学位授与(農学博士)され、1998年に『無代かき直播栽培に関する研究』で農業機械学会技術奨励賞受賞。その後、農林水産省大臣官房で技術調整に関する業務に従事し、2003年に東北農業研究センターに異動。東北水田輪作研究チーム 上席研究員。著書に『北の国の直播』(共著)がある。
※記事全文は農業経営者10月号で
Posted by 編集部 | 12:29 | この記事のURL | コメント(377) | トラックバック(0)
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農業経営者取材 | スーパー読者の経営力が選ぶ あの商品この技術

静岡県牧之原市 山大山本園 山本直司氏が選んだ商品 | 農業経営者10月号 |  (2008/10/01)

スーパー読者

味ではなく、己そのものを売る



静岡県中西部に広がる牧之原台地は、茶の一大産地として全国にその名をとどろかせる。この地で茶の生産・販売に取り組む山本直司氏は、儲けたいというタイプではなく、職人気質の部類に入る。そんな氏が重要視するのは自らの茶づくりにまつわるストーリー。共感が得られるか、得られないか、その1点に賭している。
【経営データ】
■業務内容/茶の生産・販売
■経営面積/3.6ha
■ 労働構成/夫婦、父親、息子の4名
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Posted by 編集部 | 12:29 | この記事のURL | コメント(377) | トラックバック(0)
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農業経営者コラム | ヒール宮井の憎まれ口通信

秋播き冬播き左巻き | 農業経営者 10月号 |  (2008/10/01)

【宮井 能雅 -profile
経営者コラム

種を播いたのは誰なんだ?


小学生の時に一番嫌だった農作業の一つに用水路の掃除と両サイドの草刈りがある。

今でもこの仕事は正直やる気が起こらない。なぜならコメを作っていないので「なんでこんなことやらなきゃいけないの?」とは思う。思うのではあるが、地目は水田であり昨年から始まった「農地・水・環境保全向上対策」もあって、一応積極的に参加するふりはしている。今でもそうだが、私が学生だった時も用水掃除や草刈りの連絡は、地区のボスから親へ、そして自分に命令がかかって、イヤイヤやっていた。

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Posted by 編集部 | 12:28 | この記事のURL | コメント(2) | トラックバック(0)
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提言 | 視点

長期的視野で食文化のたすきをつなぐ | 農業経営者 10月号 |  (2008/10/01)

【銀嶺食品工業(株)代表取締役社長 大橋雄二】
視点 当社は20年前から雑穀や米、国産小麦など、古くから日本にある食材を原料とする「地ぱん」を製造している。かつて大学予備校で英語を教え、音楽や食生活にいたるまで米国文化にどっぷり浸かっていた私であったが、かの国特有の経済合理性を強烈に追求する思考に疑問を感じ始めた。自分が存在しているこの国、人々、文化の素晴らしさを再発見したのは、皮肉なことに、家業の製パン会社を事業承継した後のことである。
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Posted by 編集部 | 11:30 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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時流 | 農・業界【国内】

(株)山本組(山形県鶴岡市)
だだちゃ豆の無農薬栽培を実施
培土の普及狙い、データを蓄積 | 農業経営者 10月号 |  (2008/10/01)

昨年より農業参入したゼネコンの(株)山本組(山形県鶴岡市・山本斉代表取締役)が、だだちゃ豆の無農薬栽培に乗り出した。

同社は栽培技術のライセンスやプラントに関するコンサルティングを行なうアニス(株)(東京都港区・純浦誠取締役社長)と提携しており、アニスの取り扱う有機培土の普及を目的に、野菜の試験栽培に取り組んでいる。トマトのハウス栽培に続く試みとなった今回は、露地栽培での培土の特性や優位性を実証する狙いがある。

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Posted by 編集部 | 09:30 | この記事のURL | コメント(339) | トラックバック(0)
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時流 | 農・業界【国内】

東北土を考える会
直播栽培技術の実証中間検討会を実施
岩手県内の乾田直播圃場を視察 | 農業経営者 10月号 |  (2008/10/01)

「東北土を考える会」(日野杉雅彦会長)は8月23日、岩手県盛岡市で直播栽培技術実証中間検討会を実施した。同会メンバーが取り組む乾田直播の成果を検討すべく、花巻市の盛川農場(盛川周祐代表)と紫波町の水分農産(西田守代表)の農場を視察した。

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Posted by 編集部 | 09:30 | この記事のURL | コメント(493) | トラックバック(0)
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時流 | 農・業界【国内】

山形県
銀座で移住セミナーを開催
新規就農希望者にアピール | 農業経営者 10月号 |  (2008/10/01)

8月1日、山形県移住者と移住希望者との交流イベント、第1回「山形暮らしセミナー 夕涼みセッション」が、ふるさと暮らし情報センター(東京・銀座)で開催された。

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Posted by 編集部 | 09:30 | この記事のURL | コメント(2) | トラックバック(0)
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時流 | 農・業界【国内】

(株)旦千花(千葉県八街市)
「江戸菜」を使った新商品がセブン-イレブンで限定発売
コンビニの商品開発に地域食材が脚光浴びる | 農業経営者 10月号 | (2008/10/01)

株)旦千花(千葉県八街市・大槻洋光取締役会長)が生産するコマツナの独自品種「江戸菜」がこのほど、コンビニ大手セブン-イレブンの新商品に採用された。

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Posted by 編集部 | 09:30 | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(0)
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時流 | 土門「辛」聞

豊作予想も「やがて米価は高騰する」シナリオに変化なし | 農業経営者 10月号 |  (2008/10/01)

【土門 剛 -profile
コメ市況調査会社、米穀データバンク(東京)による08年産水稲の収穫予想が8月6日に出た。全国平均ではやや良の「102」(7月31日現在)だった。これを踏まえて20年産米の価格予想を試みたい。

その前にお詫びを一つ。この秋にも20年産米が高騰するとの予想が大外れになったことである。気象予報を過信したことによる大ヘマだった。執筆した6月中旬の気象は、東北や北海道の主産地で例年より気温が低かった。知人のプロ生産者も「ひょっとしたら冷夏かも」と言っていた。7月中旬、宮城県北部を訪れた時も、冷たく湿ったやませが吹く日もあったりして、ますます冷夏説に傾いてしまったのである。

海水温もウォッチしていた。気象庁のサイトで毎日のように日本沿岸の海水温をチェックしていた。目安は20℃の海水だ。例年なら宮城・金華山沖にあるのに、その頃は千葉の銚子沖にまで下がっていた。そんなことから、偏西風の蛇行による「西暑北冷」タイプの異常気象ではないかと勝手に素人判断していたのである。

7月下旬になって北海道や東北の気温がぐんぐん上昇した。これで生育の遅れを一気に取り戻したのである。願っているわけでもないが台風の襲来もない。スーパーコンピューターを駆使した気象庁の天気予報でさえ外れが目立つのに、経験や勘に頼る素人の天気予報が当たるわけがない。ましてやこの異常気象である。読者諸兄には、反省とお詫びを込めて「生兵法は怪我のもと」と総括させてもらおう。

コメ消費回帰で単年ベースで需給均衡か


参考に20年産米の需給状況を整理してみよう。

農水省が19年産から導入した「米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針」。略称、基本指針と呼んでいる。例年7月30日に公表され、その後、需給状況に大きな変化があれば、11月と翌年3月に変更することができる。自称「オッパッピー」系の読者諸兄は、そんなデータなど「興味も関心もねぇ〜」かもしれない。かく申す筆者もその一人。本稿執筆に際し、その基本指針に目を通したが、米価をあれこれ推測するうえで絶対に外せない資料には違いない。そのデータを参考にマーケットのデータなどを加味すれば、予想としては鬼に金棒になる。

(以下つづく)
※記事全文は農業経営者10月号で
Posted by 編集部 | 09:28 | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(0)
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GAP

GAPレポート第16回
(有)渡辺マッシュルームハウス・マッシュルーム生産者として初のJGAP認証取得 | 農業経営者 10月号 |  (2008/10/01)

責任をもって売るために第三者認証としてのJGAPに注目



茨城県に次いで全国2位のマッシュルーム生産量を誇る千葉県で、23年間に渡ってマッシュルームを栽培している(有)渡辺マッシュルームハウス。マッシュルーム生産者として初めてJGAP認証を取得した同社の代表、渡辺俊之氏に、取得に至るまでの経緯や、JGAP認証を経営の中でどう位置づけているかについて聞いた。

農場の経営概要を教えてください



 千葉県の東総地域では、50年ほど前からマッシュルームの栽培が盛んに行なわれてきました。菌床の主原料である稲ワラを、近くのJRA美浦トレーニングセンターから大量調達できることから、産地として拡大してきたのです。
私は1985年からマッシュルームの栽培を始め、現在は60aの施設で年間120tを生産しています(売上高約1億円)。このうち70%は水郷マッシュルーム組合という出荷組合を通し、卸売市場に出しています。残りの30%は個選で、直販のほか、(有)うなかみグリーンパーティという販売会社を通して、外食や加工などの業務筋に出荷しています。昔は作ることばかりに専念していましたが、価格低迷もあって販売が大事だと思うようになり、友人とともに作った会社です。卸売市場一辺倒ではなく、マーケットにどう対応していくかを考えています。

JGAP認証取得の動機を教えてください



 同じ千葉県旭市内で、JGAP指導員の資格を持つサングリーン協同組合の知人から、GAPの話を聞いたのがきっかけです。マッシュルームは温度、湿度、酸素などを徹底管理しながら栽培するため、記録をつける習慣が昔からありました。そのため知人から「渡辺さんだったらすぐに取れますよ」と言われ、興味が沸いたのです。調べてみると、JGAPやイオンのGAPなどいろいろあること、マッシュルーム農家ではまだ誰もGAPをとった人がいないことがわかり、「それなら自分が第1号になろう」と決意しました。
準備にあたっては、サングリーン協同組合の知人と、近くにある「農家の店しんしん」のJGAP指導員のアドバイスを受けました。

(以下つづく)

世界70カ国の約5万農場が認証を取得するまで成長したユーレップGAP。農場管理における事実上の世界スタンダードになっている。我が国では日本版GAP(JGAP)の普及が始まったばかり。本誌では、農場の経営管理手法そして国際競争に生き残るための規範として、GAPに注目。世界の動き、日本での進展を毎月報告する。レポートはジャーナリストの青山浩子氏。 -profile
※記事全文は農業経営者10月号で
Posted by 編集部 | 09:15 | この記事のURL | コメント(5) | トラックバック(0)
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編集長コラム

「食料自給率39%」の嘘に気付いてください | 農業経営者 10月号 |  (2008/10/01)

【「農業経営者」編集長 昆 吉則 -profile
多分、本誌は食料自給率が39%になったという大騒ぎやそれが40%になった喜びの大臣会見も、「それがどうしたの? たいした問題ではないジャン」という立場に立つ日本で唯一の農業雑誌だろう。いや農業紙誌に限らず、あらゆるメディアが農水省の大本営発表よろしく垂れ流す、食料自給率(カロリーベース)危機論に載せられているようだ。それが農水省の自給率向上キャンペーンに使う17億円の予算や農業団体が行なうキャンペーンの広告費用を期待してのことだとしたら、メディアとしてあまりにも情けない。せめて役所が配布するプレスリリースに依存するだけの記者の怠慢と無知の結果なのだと思いたい。

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Posted by 編集部 | 08:30 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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農業経営者コラム | 高橋がなりのアグリの猫

高橋がなりの「アグリの猫」
第18回 企画力の国立ファーム。加工品に挑戦します! | 農業経営者 10月号 |  (2008/10/01)

【国立ファーム有限会社代表 高橋がなり -profile
付加価値のある商品・サービスを提供することは言うまでもなくビジネスの基本中の基本です。新鮮で安心な野菜をできる限り安く売るのではなく、野菜そのものにどうやって付加価値を付け、高くても喜んで買ってもらえる商品にできるか。そのためには流通や販売方法にも付加価値を付けることが国立ファームのミッションと考え活動してきました。

まずは篤農家から違いのわかる野菜を分けていただき、「やおやのそうざいや」や「農家の台所」で料理した野菜と野菜そのものの販売を試みています。そんな中で、旬が一番美味しいのに、一気に採れるがために需要と供給の関係で安くなる野菜や、規格という市場流通が決めた「流通のための」ルールや多少のキズによって取引されず畑の肥やしになってしまう野菜や果物を見るたびに何とかしたいと考えていました。

野菜を無駄にしないためには結局加工をするしかありません。今までも機会があれば片手間ですが農産物の加工品を企画したり試作品を作ったり、一部は販売もしてきました。

今年の春には「テキトー栽培で作った赤カブのレモン酢漬け」を販売して大好評をいただきました。地元の果樹農家さんが赤カブを栽培したところ、豊作で売り先に困っていると聞いたからです。

(以下つづく)
※記事全文は農業経営者10月号で
Posted by 編集部 | 08:29 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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読者の会

第22回 9月26日『農業経営者』読者の会 定例セミナー (2008/10/01)

「ファーミング・エンターテイメント〜腹ではなく心を満たす農業ビジネス〜」


【講師/白石好孝氏(しらいし・よしたか) 体験農園「大泉 風のがっこう」園主】

◆セミナー参加者の「声」をご紹介します。

都市農業ならではの方式だと思いました。参考にして、農家の方に勧めたいと思います。しかし、伝統的な考え方、人にものを教えることに対する抵抗が障害になるととも感じています。
(東京都 農業経営者/女性・54歳)


農業には感動があるということを改めて感じ、消費者との交流により、農家の誇りが高まるということ。
(東京都 学生/男性・22歳)


東京近郊で元気な農業経営者がいることに、驚きを覚えた。
(東京都 小売業/男性・38歳)


農はカンドー。白石さんは魅力的。
(東京都 農業経営者/女性)


生産者と消費者の交流の有効性・必要性をセミナーを通して感じました。
(千葉県 農業法人/男性・40歳)


農業と消費者の結びつきの仕組み作りを学びました。地元の農家と体験農園の開園について話をしてみたいと思いました。
(東京都 農業資材/男性・63歳)


市街化区域以外でもできることはないか考えてみたいと思います。農地法、都市計画法を確認し、どのような可能性があるか、今一度確認してみたいと思います。
(東京都 小売業/男性・47歳)


経営の仕方が面白かった。
(千葉県 卸売業/男性・66歳)


>第22回定例セミナー参加者アンケートより



セミナー動画・音声、DVDのご購入はこちらから



Posted by 編集部 | 07:30 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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*編集部より

平松庚三 小僧com代表取締役会長が来社されました (2008/10/01)

特集

9月5日、平松庚三小僧com代表取締役会長(株式会社ライブドアホールディング ス(現LDH)代表取締役前社長)が来社され、昆吉則編集長と農業に関する情報 交換を行ないました。なお、当日の対談の模様は、11月号の編集長インタビュー でお届けします。お楽しみに。
Posted by 編集部 | 07:00 | この記事のURL | コメント(360) | トラックバック(0)
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読者の会

第26回 11月28日『農業経営者』読者の会 定例セミナーのご案内 (2008/10/01)

セミナー音声配信

「畑作の技術で水稲を!乾田直播への挑戦」


【講師/盛川周祐氏(もりかわ・しゅうすけ) ㈲盛川農場 代表】
稲作経営を抜本から変える革新技術として注目される乾田直播。海外マーケットへの進出さえも握るこの技術は、稲作経営に携わる者にとって、無視できない存在になりつつある。グレーンドリルを用いた播種体系により、コスト半減を目指した体系化試験を昨年から実施している岩手県花巻市の盛川周祐氏が、今年の結果を報告する。

盛川周祐
講師プロフィール
1951年岩手県生まれ。弘前大学理学部卒業後、就農。当初は稲作がメインだったが、20年ほど前から転作田を利用した畑作にシフト。作目は面積順に小麦、大豆、水稲、ジャガイモ、ハトムギなど合計50ha。水稲乾田直播は今年4年目で面積は3ha。本誌「大規模輪作営農のための乾田直播技術」に好評連載中。
日時:11/28(金)16:00~18:00
場所: (株)農業技術通信社内セミナー会場
会費:一般参加の方は5,000円、『農業経営者』定期購読者の方は無料になります。
※ 今月号より、年間購読のお申込をいただいた場合も受講料は無料となります。

セミナー参加者からの喜びの声

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読者の会

第25回 11月7日『農業経営者』読者の会 定例セミナーのご案内 (2008/10/01)

セミナー音声配信

「日本の農林水産物を愛するお客様のために〜1200張の『緑提灯』が灯るまで〜」


【講師/丸山清明氏(まるやま・きよあき)(独)農研機構理事 中央農業総合研究センター所長】
「日本産食材の使用量が50%を超えるお店を『緑提灯』でアピールしよう!」という緑提灯運動は、2005年春に北海道小樽の1号店に始まった。その後、参加店舗は全国に広がり、現在は1200店舗を越えている。ユーモアのある表現と方法で人々を巻き込んだ運動の仕掛け人、丸山清明氏が1200張の緑提灯が灯るまでを語る。

丸山清明
講師プロフィール
1947年生まれ。69年東京大学農学部卒。74年同大学農学系大学院修了(農学博士)。同年農林水産省北陸農業試験場。97年農林水産省農林水産技術会議事務局研究開発課長。以後、(独)農研機構作物研究所長、同北海道農業研究センター所長、農林水産技術会議事務局研究総務官等を歴任。2006年から現職。
日時:11/7(金)16:00~18:00
場所: (株)農業技術通信社内セミナー会場
会費:一般参加の方は5,000円、『農業経営者』定期購読者の方は無料になります。
※ 今月号より、年間購読のお申込をいただいた場合も受講料は無料となります。

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Posted by 編集部 | 07:00 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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