農業経営者メルマガv

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Vol.026 2008.06.23
すべては農場の進化のために
月刊『農業経営者』メールマガジン
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こんにちは、月刊『農業経営者』の長谷川です。6月28日(土)の定例セミナー
の打合せのため、茨城県・四万騎農園に行ってきました。

最高級品質の栗を生みだす農園、一言でその印象を語れば「庭園」でしょうか。
栗園はもちろん、草木や配石の一つ一つまでに美意識の結晶した農園でした。

お客様に「包装紙を開けて感動、箱を見て感動、箱を開けて感動、栗を食べて
感動、農園を訪れて感動」して頂く商品作り。そして最後は、経営者の人柄に
感動するのかと思いました。

忙しい時期ですが、実際に四万騎農園を訪問して開催します。農家にしかでき
ない商品作りを目指しているのなら、ぜひご参加下さい。

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 ぜひ一度お手にとってご覧下さい!
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  01│第16回 定例セミナー
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 ▼「豊かさや贅沢を売るビジネス 〜商品は栗ではなく、感性です〜」

    [ 講 師 ] 兵藤保 氏 四万騎農園経営者
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    農業界や農家の考えるマーケティングを象徴するものが「百村一品」とも
  いわれる「一村一品運動」だろう。数少ない例外を除いて、村の商品開発
  はなぜかくにも商売にならないのだろうか?

  兵藤氏によれば、まず第一に安物を作ろうとするから駄目なのだという。
  安い原料を買ってきて作るというのは、都市の大資本だからできる仕事な
  のだ。山の中で農産加工品を作ろうと思ったら、高級品を作るに限る。

  第二に、そもそもマーケティング感覚がまずゼロに近いともいう。物が良
  ければ売れるなんて思っている呑気さはあきれるほど。「物が良い」なん
  て日本の市場社会では当り前になっていることに気がついていない。

  第三に、デザイン感覚がない。「泥臭い」ことと「素朴さ」とを一緒にし
  ている。現代の都市の消費者は素朴なのは好きでも泥臭いのは大嫌いだ。

  「『感性』のない商品は売れないんです。『情報』のない商品は売れない、
  あるいは『こだわり』のない商品は売れないっていいますが、『商品の持
  っている背景』が見えないものは駄目でしょう。うちの栗の場合で言えば、
  お客様が箱を開けた瞬間が勝負」と兵藤氏は語る。

  ※以上、本誌1994年3月号「農業経営者ルポ」より抜粋、一部改変

  四万騎農園のファンは、何を求めて栗を買うのか。最高級の栗を生む農場
  に訪問し「豊かさや贅沢を売るビジネス」の真髄を聞くセミナー。農家に
  しかできない商品作りに取組むなら、他には得がたいものがあるはずです。

  [講師紹介]
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  1934年茨城県生まれ。父の代から栗一途に栽培する四万騎農園の経営者。
  通常の何倍もの堆肥を入れ、広い樹間で養分を競合させない栽培法で、高
  品質の栗を生産している。栗はマロンジャム、ふくませ煮、渋皮煮、きん
  とんにも製品化している。農園には大谷石の石蔵があり、芸術家の個展や
  コンサートを年10回ほど開催している。

  [ 日 時 ] 6/28(土)14:30〜17:30

  [ 会 場 ] 四万騎農園・茨城県かすみがうら市上土田1020-24
※JR常磐線・神立駅から送迎いたします。

  [ 参加料 ] 『農業経営者』定期購読者 無料、一般5,000円

  [参加申込] http://www.farm-biz.co.jp/2008/05/27-161546.php

┏━━━━━━━━  ▽講師・兵藤保氏の過去記事はこちら▽ ━━━━━┓

  【1994年3月号|農業経営者ルポ】
  量が多ければ喜ばれる時代はもう終わった
  >> http://www.farm-biz.co.jp/backnumber/9403/
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 ▼ 当日のスケジュール詳細

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       今回は実際に四万騎農園に訪問します!
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  6/28(土) 14:10     JR常磐線神立駅に集合
       14:10〜14:30 移動
       14:30〜15:30 四万騎農園にて兵藤氏講演
       15:30〜16:00 農園を歩いて視察
       16:00〜17:30 懇親会
       18:00     JR常磐線神立駅で解散
   
  [費  用]1.送迎を利用される場合、車代1,500円をお願いします。
       2.懇親会のお茶代として、500円をお願いします。

  [参加申込] http://www.farm-biz.co.jp/seminar/form/

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編集・発行 『農業経営者』読者の会 事務局(担当:長谷川)
       (株)農業技術通信社内
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