畑作後進地の北陸福井で、持ち前の行動力と技術知識、情報収集能力を活かし、ひとり畑作経営に取り組む片岡氏。そのネットワークの広さは、同氏の人柄が大きく左右しているのかもしれない。新世代の農業経営者のひとりである。(以下つづく)
大豆用に最近買ったニューマチックシーダ(モノセム) 。条間75cmの4畦にしてあるが、50cm×5畦にしようと考えている。以前はタバタの播種機を使っていたが、耐久性、精度とも格段に上だという。
友人から譲り受けた汎用コンバインACH360(三菱・36ps)。穀類搬送部が二番還元も含めてスクリューオーガではなく、コンベア式のため汚粒にならない。能力的な不満はあるが格安で買っているのでしようがない。
草刈るチ(ニチノー) にタバタの肥料ホッパを付けて、カルチ作業や培土と同時に追肥をできるように自分で改造した。
友人から廃物処理代並の値段で譲り受けた10年使用のコンバインCN475(ヤンマー)。片岡氏の人脈と機械整備の技術知識が、農機投資額を削減させている。
ロータリハロー(アグリック) 。以前はマスキオを使っていたが、このストレートなブレードの方が重粘土でも馬力も食わずに砕土率も高まる。茨城県の菊池鉄工所から20万円で購入。後ろのカゴロータで鎮圧するのも気に入っている。作業幅は2.5m。
ジャガイモはカルビーポテトとの契約で作っている。写真右上は、カルビーポテトの協力も受けて土壌調査をした時の様子。写真上は、本誌が事務局になっているジャガイモ作りの仲間である農業経営革新クラブのポテトハーベスタTPH55(東洋農機)の1台。片岡氏に管理してもらっている。この機械を作期の違う生産者が共同利用している。
local personal ads
farmersonly dating site