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農業機械 | 土を考える会
世界の食糧争奪戦に備える
第31回北海道土を考える会 夏季研修 | 農業経営者 9月号 |
(2008/09/01)
7月10、11日の2日間、北海道上富良野町のホワイト農場で第31回北海道土を考える会夏季研修が開かれた。会場には北海道のみならず、府県からも農業経営者が訪れ、事務局を務めるスガノ農機社員を含めると90名前後の参加となった。今回は、日本と中国で経営コンサルタント業務に従事する保市勝洋氏((株)ホープス代表取締役会長)の講演をはじめ、農業機械の実演やジャガイモにおける移植栽培の紹介が行なわれた。ここでは講演以外の内容を写真中心でお伝えする。
農業機械 | 機械屋インプルメント目利き塾
VOL.2:プラウ編 後編 | 農業経営者 12月号 |
(2007/12/01)
ボトムの形状
従来よりボトムの形状は、その目的によって汎用的なもの、浅耕用、深耕用と区別されてきた。モールドボードの形状も年々改良されているようだが、基本的なボトムデザインからは逸脱してないようだ。以下に代表的なボトムのタイプを紹介する。
●ジェネラルパーパスモデル
比較的軽いけん引力で耕起できるため、整地された畑作、牧草地の耕起などに使用されている。
●セミディガーモデル
短いモールドボードを持つ。浅耕用。
●デイガーモデル
ボディ自体は短く設計されている。耕起幅の割りに耕深が多くとれるようになっているため、ワンランク上のトラクタが必要になってくる。ヨーロッパでは、ジャガイモ畑や根菜類の畑の耕起に使用されている。
●スラックモールドボードモデル
格子型は農家に人気のあるモデル。曲線状の数枚の板が、ブロックにボルト締めされている構造で、土塊を破砕する能力は高く、汎用性がある。比較的軽いが、粘質で付着しやすい土壌に主に使用されている。
●バーポイントモデル
シェアポイントが減るごとに前へ伸ばせるタイプで、さまざまなボトムに取り付けられている。後ろに特殊なスプリングが付いていて、減った分だけ前へ出てくる仕組みのものもある。石や礫の多いコンディションで使用されている。日本のスガノ農機も、かつては製造していた。(以下つづく)
※記事全文は農業経営者12月号で
農業機械 | 機械屋インプルメント目利き塾
VOL.1:プラウ編 前編 | 農業経営者9月号 |
(2007/09/01)
今回から新たな企画として、トラクタのインプルメントを紹介していきたい。まず最初に、基本的な耕起作業機であるプラウについて、その種類や特徴、性能などをまとめてみた。世界中で何世紀にもわたり使用されてきたプラウの型式および農業の文化は、各国様々なものがあると思うが、現在の欧米で一般的に使用されているものを中心に紹介する。
プラウの目的と効果
プラウ耕起の目的および効能には、次のような点が挙げられる。
・地表の植物残渣、堆肥などを地中に埋め込む。
・土地の乾燥化を防ぎ、酸素を地中へ混入する。
・重量農業機械で踏圧された土壌を膨軟に復帰させる。
・最低限の耕起作業(何回も機械を畑に入れない)で済む播種床の形成。
・排水性と透水性の向上。
・表面の疲弊した土壌と下層の土壌の入れ替えによる土の再生。
・根の生育圏拡大および土中環境の改善。 (以下つづく)
※記事全文は農業経営者09月号で
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