執筆者一覧

農業ビジネス
農業経営者twitter
デジタル見本誌

アーカイブ
2019
11 09 08 06 04 03 02
2018
12 10 08 07 04
2017
12 10 08 06 05 03 02 01
2016
12 11 10 07 06 04 03 02
2015
12 11 10 09 08 07 06 04 03 02
2014
12 11 10 09 07 06 05 03 02 01
2013
12 11 10 09 08 07 06 04 02
2012
12 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2011
12 09 08 07 06 05 04 03 02
2010
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2009
12 11 10 09 07 06 05 04 03 02 01
2008
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2007
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 01
2006
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2005
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2004
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2003
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2002
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2001
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2000
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
1999
12 11 10 09 08 07 06 05 04 02 01
1998
12 11 10 09 08 07 06 04 02
1997
12 10 08 06 04 02
1996
12 10 08 06 04 02
1995
12 10 08 06 04 03
1994
12 09 06 03 01
1993
10 07 05
文字のサイズ
中
大

HOME > 編集長コラム  >全国大会からドバイへ...

編集長コラム

全国大会からドバイへ | 農業経営者 4月号 |  (2008/04/01)

【「農業経営者」編集長 昆 吉則 -profile
「『農業経営者』読者の会」第1回全国大会が2月15・16日の両日、千葉県の幕張セミナーハウスで開催された。来場者は北海道から鹿児島県までの農業経営者を中心に、メーカー、流通・小売業、金融、商社関係者など約100名。米倉誠一郎氏(一橋大学イノベーション研究センター教授)の基調講演に始まり、6人の読者たちの実践報告、そして財部誠一氏(経済ジャーナリスト)の進行によるパネルディスカッション。自画自賛と笑われるだろうが、講師とパネリストたちの言葉は刺激的で示唆に富み、「農業イノベーション」をテーマとした第1回全国大会にふさわしい内容だった。
「檄」を飛ばす米倉氏。同氏は本誌「視点」初回に登場し、「農業には膝が震えるほどのチャンスがある」と話していた人だ。また、「農業なんか少しも特殊ではない。中小零細企業もまったく同じ、格差を言う前に困難の中で新たな道を創造する経営者たちがいる」と語る財部氏。参加者たちは、鎖国した社会主義国の住人であるかのような農業界を、そして未来なき安楽さの中で能力の出し惜しみをしている自らの存在にあらためて気づかされたのではあるまいか。

日本は今、歴史に残るような大変革の時代にいる。その中心的役割を担うのは政治家や役人ではない。革新的経営者によってこそ果たされるものだ。農業界も混乱とともに当たり前の世界になろうとしている。

こうなることは、以前から想定内のことである。この事態を見据えて自己改革を進めてきたか否かが、今後を決めるのである。本誌は16年前の創刊以来、マンネリと言われながらも来るべき激動の時代に備えようと言い続けてきたはずだ。その時が来てしまった。それは農業以外の事業者がすでに体験している困難を農業経営者に与えることでもある。

6人の読者が六人六様に語ったイノベーション。事業規模の大小を言うのではない。農業と時代を見つめる中でその「創造的破壊」を通して未来を提示しえる人々は他にもたくさんいる。挑戦すればこそ彼に新たな困難を与える。20数haのコメを作り、それを楽天のネットでほとんど売り切ってしまうという松浦氏は、「売れすぎてしまうことが悩み」であり、お客様の注文や問いかけやクレームに答えるために「夜も眠れない」とぼやく。「売り切れましたからお休みします」では、2カ月で顧客に忘れられてしまう。他人の商品を売ったのでは、そもそもお客さんの期待する商売にならない。だから松浦氏は、売れないように、でも顧客の心を離さないように寝る間もなくパソコンに向かうのだ。彼は今、組織化という新たなイノベーションに向かうのか、それとも今の事業規模で別の展開をしていくのか、岐路に立たされているのだろう。

その他のパネリストたちの話題もぜひ皆様にお聞かせしたい。追って映像化するとともに、本誌のホームページ上でも定期購読者には一部お聞きいただけるようにする。今後とも月々のセミナーとともに、次回の全国大会を期待していただきたい。

17人の読者たちとともにドバイ行きの機上でこの原稿を書いている。その中には財部氏および『サンデープロジェクト』(テレビ朝日)のスタッフも同行している。我われがあの神田うのチャンが新婚旅行に行った7つ星ホテル等に売り込みに行くのを取材するのである。放送は4月。また、同番組の3月8日の回では福井の片岡仁彦氏が登場する。お楽しみに。
Posted by 編集部 08:30

このエントリーのトラックバックURL:

コメントする