執筆者一覧

農業ビジネス
農業経営者twitter
デジタル見本誌

アーカイブ
2019
11 09 08 06 04 03 02
2018
12 10 08 07 04
2017
12 10 08 06 05 03 02 01
2016
12 11 10 07 06 04 03 02
2015
12 11 10 09 08 07 06 04 03 02
2014
12 11 10 09 07 06 05 03 02 01
2013
12 11 10 09 08 07 06 04 02
2012
12 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2011
12 09 08 07 06 05 04 03 02
2010
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2009
12 11 10 09 07 06 05 04 03 02 01
2008
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2007
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 01
2006
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2005
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2004
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2003
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2002
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2001
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2000
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
1999
12 11 10 09 08 07 06 05 04 02 01
1998
12 11 10 09 08 07 06 04 02
1997
12 10 08 06 04 02
1996
12 10 08 06 04 02
1995
12 10 08 06 04 03
1994
12 09 06 03 01
1993
10 07 05
文字のサイズ
中
大

HOME > 農業経営者コラム  > 木内博一の和のマネジ...  >“自給自足”希望者の...

農業経営者コラム | 木内博一の和のマネジメントと郷の精神

“自給自足”希望者の勘違い | 農業経営者 4月号 |  (2009/04/01)

木内博一 自給自足希望者の考えは幼稚だ。国家の自給自足は危うい。社会、日本、世界は相互扶助の精神で成り立っている。最高学歴の文系出身者が役割を発揮していない。未曾有の危機下、理系が活躍する時代がやってきた。

数年来、「自給自足がしたい」と言って、当社に相談や面接に尋ねてくる人が後を絶たない。最近、とみに増えているのが、高学歴の20代、30代の男性だ。 会ってみると、自給自足を目指すのは農業で自律したいからではない。その心根に他人からまったく干渉されないで生活を送りたいという欲望がある。どこかに引きこもって、税金も水道代も払わず暮らせるユートピアとしての自給自足なのである。 理想を熱く語る彼らに私は質問を投げかける。「だれのおかげココまでたどり着いたんだ?」と。一様にポカンとしながらも、正しい解答を頭のなかで探そうとする。でも何もコトバが出てこない。

相互扶助の精神



「納税者と公道のおかげじゃないか。金輪際、道を歩くなよ!」

人は道路を使い、水道水を使い、下水道を使い、医療を使い、電気を使い、電波を使う。これだけ社会インフラのお世話になっているにもかかわらず、何の恥じらいもなくこう公言していることに気づかない。

「ぼくの理想は社会に一切貢献しないことだ」

人が大人になるとは、社会が“相互扶助”で成り立っていることを理解することからはじまるのではないか。彼らの心には幼児性が住み着いたままなのだ。
(以下つづく)
木内博一(きうち ひろかず)
1967年千葉県生まれ。農業者大学校卒業後、90年に就農。96年事業会社㈲和郷を、98年生産組合㈱和郷園を設立。生産・流通事業のほか、リサイクル事業や冷凍工場、カット・パッキングセンター、直営店舗の展開をすすめる。05年海外事業部を立ち上げ、タイでマンゴー、バナナの生産開始。07年日本から香港への輸出事業スタート。現在、ターゲット国を拡大準備中。本連載では、起業わずか10年でグループ売上約50億円の農系企業を築き上げた木内の「和のマネジメントと郷の精神」。本連載ではその“事業ビジョンの本質”を解き明かす。
Posted by 編集部 12:29

このエントリーのトラックバックURL:

コメントする