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【農村経営研究会】2016年第4回定例会のご案内 (2016/10/21)

【農村経営研究会】2016年第4回定例会のご案内


前略、平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
【農村経営研究会】2016年第4回定例会のご案内です。

今回の講師は、宮城県登米市新田(にった)の農業生産法人有限会社伊豆沼農産 伊藤秀雄社長にお願いしました。 

   農村経営研究会では、たびたび「いかに地域の人々を巻き込むか」ということが話題となってきました。これまでご講演いただいた講師の先生方のなかには、いわゆる「よそ者」という立場で各地にアドバイスし、地域の人々を動かしてこられた方もいます。このように「よそ者」であることがかえって功を奏する場合も少なくありません。

一方、その地域で生まれ育った農業経営者の場合は、どうやって地域を巻き込んでいけばよいでしょうか。

その参考になるのが、昨年、視察先として紹介した宮城県登米市の例です。伊豆沼農産の伊藤秀雄氏は、長年かけてじつに自然なかたちで地域の人々を引き込んできました。

伊藤氏は水稲栽培と養豚業を父から引き継ぎ、1988年に伊豆沼農産を創業するとともに農産物加工業と直売所、レストランの運営を始めました。2004年からは「農村産業」と呼ぶ、都会から人を呼び込む活動にとりかかります。2015年には都市農村交流事業として正式に立ち上げ、地域の人々とともに民泊などにも取り組み始めています。

伊藤氏の農村経営のはじまりは、NPO法人新田あるものさがしの会の設立です。ないものねだりをするのではなく、地域にあるものを探して誇りを持とうという会です。この会が開催している「しゃべり場倶楽部」では、老若男女問わず、人前で話すのが苦手な人たちも参加しています。

昨年から始めた民泊は、食事を提供しなくてもよいという条件にし、参加する農家の負担を軽くしています。民泊に訪れたお客さんも見学できる「食の文化祭」は、地域の人々が自分の家で普段食べているお惣菜を持ち寄るという祭にしました。

このように、伊藤氏が展開する事業は、ハードルを低くし、誰でも参加しやすくしていることが特徴です。そこからスタートして農村の事業へと発展させていくというボトムアップ型とも言えるでしょう。

講演では、いま取り組んでいるさまざまな事業について、「どうやって地域の人々を巻き込んだのか」「なぜ地域の人々は参加したのか」というところに注目していただきたいと思います。

皆様のご参加、心からお待ちいたしております。   
農村経営研究会
事務局長 昆吉則

izunuma.jpg

【日時】2016年11月17日(木)
定例会 15:00~18:00

【会場】 シチズンプラザ 2F会議室
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-29-27
     http://www.citizen-plaza.co.jp/access/

【当日の会費】
農村経営研究会会員(1名様):無料
会員同行者(1名につき): 5,400円 (税込)
一般参加者:1人目 10,800円、2人目より 5,400円 (いずれも税込)

お申込はこちら




※記事全文は農業経営者10月号で
Posted by 編集部 | 13:40 | この記事のURL | コメント(304) | トラックバック(0)
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読者の会

『農業経営者』セミナー「農業機械のカスタマイズ承ります」のご案内 (2016/10/03)

農業機械のカスタマイズ承ります



【講師:高垣達郎氏/株式会社ロブストス 代表取締役社長】

「農業経営者」編集長の昆吉則です。
久しぶりの開催ですが第83回「農業経営者」読者の会セミナーのご案内です。

今回の講師は高垣達郎さん((株)ロブストス代表取締役)です。
2011年のA-1グランプリで「農業機械のカスタマイズ計画」というテーマでグランプリを取った羽廣保志さん((有)ユニーク工業)の仕事を受け継いだ人。2011年のA-1グランプリで発表をする羽廣さんの横でパソコンを操作していたあの青年。

事務所は羽廣さんの会社に間借りをしながら、2011年のプレゼンテーションの通りに今と言う時代であればこそ求められる様々な農機のカスタマイズや供給が止まっている古い農機の部品を手作りして機械を生き返らせています。そのために各地の町工場が持つ得意分野の技術生かすために200社以上の町工場とネットワークしています。すでに全国各地の農家や農機具販売会社さらには農機メーカーからも様々な仕事を請け負うようになっています。

A-1グランプリの決勝大会の時、審査員からは彼は農家ではないからグランプリに選ぶのは問題がないかという意見も出ました。でも、農業は農家だけで成り立っているわけではありません。しかも、メーカーが作る製品が高度化すればこそ個別のユーザーの特別注文には応えられなくなっています。かつては村々に鍛冶屋もいました。農機具販売店も細かな機械への改造要求に応えていたし部品を加工する技能も持っていました。でも今の農機具販売会社やメーカーにそれを求めることは不可能です。

高垣さんは、農家の要望を丁寧に聞き、それを図面に起こし、各地の町工場の力も借りながら顧客の要求に応えていく。それこそ今の時代だからこそのサービスと言えるでしょう。

さらに、SNSの利用が広がり、いつの間にか本誌の読者達も直接会ったことは無くとも親しい友達のネットワークが出来ています。彼の存在を知った業者だけでなくネットで仕事を頼んでくるケースも少なくないようです。

ネットで高垣さんあるいはロブストスで検索をしてみてください。そんな高垣さんの活動は小泉進次郎さんが視察に訪れるほど話題を集めています。

具体的に高垣さんに仕事を頼みたい農業経営者の皆さんはもとより彼の仕事に今という時代だからこその新しい事業創造のヒントをつかみたいという事業者の皆さん、幅広いジャンルの皆様のご参加をお待ちいたします。

『農業経営者』編集長 昆吉則

[加工例その1]
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ヤンマーQT30用棒爪専用爪ホルダー(埼玉県深谷市モデル)

[加工例その2]

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アメリカ製堆肥散布機シャフト(絶版)


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講師プロフィール
1984年生まれ、東京都大田区育ち。早稲田大学社会科学部卒業。25歳で機械加工などの製造業にのめり込み、2011年に㈱ロブストスを創業。群馬県を拠点に独自のサービスを展開中。A-1グランプリ2011グランプリ受賞。

【日時】
2016年10月19日(水)16:00〜18:00

【会場】
シチズンプラザ[高田馬場]2階 会議室
〒169-0075 新宿区高田馬場4-29-27

【参加費】
『農業経営者』定期購読者 2,160円(税込)
一般参加 10,800円(税込)
※ 今回、年間購読のお申込をいただいた場合も受講料は2,160円(税込)となります。


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Posted by 編集部 | 10:55 | この記事のURL | コメント(601) | トラックバック(0)