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特集

フルクローラトラクタ
高性能農地を作るカギ | 農業経営者 2月号 | (2006/02/01)

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本誌創刊号(1993年5月)の「注目機」は(株)諸岡(モロオカ)のゴムクローラトラクタ「KMシリーズ」だった。同機を取り上げたのは以下の理由による。

農業機械化が省力化と効率化をもたらし労働生産性を上げたことは間違いない。しかし、機械走行に伴う土壌踏圧増大の弊害はまだ十分に認識されていなかった。農業技術の本来の目的は、手段として土や作物、あるいは自然の持つ可能性を最大化することである。にもかかわらず、機械化そのものがその可能性を低下させていることに、当時の農業界は鈍感であったのだ。

その意味で、モロオカによるゴムクローラトラクタの開発とその商品化は我が国の農業機械化にとって画期的であり、その取り組みがなければ、現在の改良された国産フルクローラトラクタや、クボタがリードするセミクローラトラクタの登場もあり得なかったと本誌は考える。

そこで、モロオカの技術を継承した国産機種と、ジョンディア、チャレンジャーの海外2大機種を取り上げ、それぞれのユーザー評価を紹介する。加えて、それらすべての機種のヘビーユーザーであるスガノ農機㈱の関係者から聞いた評価をもとに、日本農業におけるフルクローラトラクタの経営的意味を考察する。

まだ知られていない!その価値の奥深さ



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同じゴムフルクローラでも、湿田走行を前提とした国産機種と畑作での使用を前提とした海外機種では、出力、車重、使用条件などがまるで違う。これら2つのフルクローラが、高性能農地造成のために棲み分けされることが、日本農業の競争力強化と経営の質を高めることにつながる。(以下つづく)

レーザーレベラの性能を最大限に引き出すために



【浅野真英氏 (秋田県大潟村)】
大潟村は機体が沈みやすいヘドロ質土壌。ホイールトラクタでは土を傷めてしまうため、父の代に140馬力のモロオカ製フルクローラトラクタを導入した。一昨年、この製品の更新時期を迎え、代替機を探すなかで、160馬力の「GCR160」がこれから目指す乾田直播栽培に役立つと思い導入を決めた。

乾田直播栽培では、圃場均平が大前提だが、レーザーレベラを使うことで、経験が浅くとも高精度の均平作業が行える。時間のかかる作業だが、けん引力と前後進の移動速度が速いこのトラクタを使うことで、さらに精度の高い仕事を効率よく行えるようになった。また、レーザーレベラとクローラによる表層鎮圧で、土壌をある程度踏み固められ、その後の作業効率を高めることもできている。機体の前後のバランスにも優れており、ウェイトをつけていない状態で作業しても、レベラの上下動で機体がぶれることがない。

GCR160導入の際には、丸ハンドルではなく、左手だけで走行操作が行えるT字ハンドルを選択した。モロオカ機の操作で慣れていたこともあるが、旋回動作で疲れることがない。(以下つづく)

自分の圃場は"高性能農地"か?



【勝部農場 勝部征矢氏 (北海道栗山町)】
私が使っているチャレンジャーは、238馬力の「45」が2台と、300馬力オーバーの「65」が1台の計3台。導入は20年近く前まで遡る。

過度の踏圧を抑制し適度に土壌表層を鎮圧するクローラは、私が志す農業を実践する上で不可欠なもの。ホイールかクローラかではなく、鉄クローラかゴムクローラかの問題だった。ホイールトラクタをダブルタイヤにし、踏圧を抑える方向もあるが、ダブルタイヤで踏圧を軽減できるのは150馬力程度まで。それ以上になると、トリプルタイヤにしなければならず、車幅が3m50bを超え路上走行に支障をきたす。

とかくジョンディアかチャレンジャーかという議論がされるが、私に言わせれば意味のないこと。油圧を始めとするコンピュータ制御は、日進月歩で進歩し、今では人間には到底できない理にかなった作業をさせることが可能になっている。正当な評価を下すには、同じ年に発表された同型機種を比較する以外にはない。

しかし、農業で一番重要なのは、どの機械が性能が高いかではなく、自分の圃場が蕫高性能農地﨟かどうかということに尽きる。(以下つづく)
※記事全文は農業経営者02月号で
Posted by 編集部 13:30

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