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編集長コラム

やりましょう「直売所サミット」 | 農業経営者 8月号 |  (1998/08/01)

【「農業経営者」編集長 昆 吉則 -profile
ウーム、今月号の新海和夫さんの原稿「農業Uターン日記」で先を越されて予告されてしまった。

「読者の中で農産物の直売や直売所をしている人達の全国ネットワークを作りましょうよ。情報交換や産品の融通あるいはお客さんの紹介もしたりして。これは楽しい!」

過日、電話で盛り上がってしまった。

新海さんは農業にUターンして2年目。本誌でも以前に紹介したご両親が続けてきた行商を含め、さらに新海さんがUターンしたことで新たに10haも水田の耕作を頼まれたり、文字通り暇なしに毎日を送っておられる。にもかかわらず新海さんは、様々に困難を抱えながら地域の農家や商工業者たちとも協力しての農産物直売所「元気村産直センター」の平成10年10月10日の正式オープンに向けて取り組んでおられるようだ。
新海さんは、雪印種苗に勤めていた時代というより、創刊以前から本誌を支援して下さった仲間の一人である。

お金も何も無く、夢を語り合い、それを共有してきた仲間でもある。

「こんなことできればイイな。やればできるよ」

の一言。人からみればそんなに若くもない歳なのに、まったくドラえもんかドン・キホーテのような楽天主義が、我が仲間の強みなのだろう。そして、本誌読者の少なかざる人々もまた、それ故に読者でいて下さるのだと思っている。

世の中には七十歳の青年もいれば二十歳の老人もいる。そして、常に人生は夢見た者が勝なのだ。

同時に我々はこうも話した。

有言実行。人前で口に出して自分を後に引けなくしてしまうこと。これが我等のやり方だ。口に出した後で後悔したことも無かったとは言えないのだが(大概はそうだった)。今の自分にはチョット無理かなと思う程度の一理塚を持ち続けることが、人が大きな夢や理想を持ち続けることのコツなのである。

百パーセントは果せずとも、八分できれば上出来ではないか。だから「有言八分実行」というべきか。時には失敗もあるだろう。また目的が十分に果せなかったとしても、諦めなければ明日がある。そして、人はいつの間にか「こんな所まで」という場所に辿りついているものなのではないだろうか。「不言実行」なんて格好を付けることはないのだ。そんなもの何もやらない者の逃げ場所作りの方便だ。

考えてみると、本誌の連載記事だけでなく、新海さんにはこれまで様々にお世話になってきた。雪印種苗時代には、本誌主催の関祐二さんの講習会を同社の研究農場で開くために大変にお骨折りを頂いたこともある。

本誌の様々なイベントでは常に傍らで協力を頂いてきたし、「府県の畑作野菜経営の可能性」「経営実験プロジェクト研究会」などと、我々からすれば少し荷が重く、また人に理解され辛いテーマを打ち上げると、いつも

「そうだ、その通り。やりましょう」と面白がり、いつも新しい仲間をを引き込んで来てくれた。

これまで本誌主催の研究会や実演会のテーマは、どちらかといえば大規模畑作を素材とすることが多かった。そのために、読者を含めて

「農業経営者は大規模農家の機械化経営しか問題にしないのか」

といったご批判を受けることが度々であったのだが、そうしたテーマを取上げてきたのは、農業経営者を中心として、その技術手段を提供するものと農産物を流通・消費する業界の人々を含めて、新しい農業の構造を具体的に示し易いテーマであるからに過ぎない。

テーマは何でも在りなのである。

ただし、我々が問題にするのは、需要者の対場が視野に入っているか。未来への永続性は?そして何より、農業経営者自身が当事者として作り上げていくテーマであるか否かなのである。

「読者の中で農産物の直売や直売所をしている人達のサミット」「全国ネットワーク作り」「情報交換や産品の融通あるいはお客さんの紹介」。

それこそ「経営実験プロジェクト会議」のテーマにピッタリだ。是非やりましょう。新海さんたちの「元気村産直センター」の立ち上げイベントにでもなりませんか。もちろん新海さんはプロジェクトの中心メンバーですよ。

そうです、農業経営者に付き合うというのは手間もお金も持出しばかりなんです。でも、読者の皆様、関わって下さる様々の業界の皆様、もう一歩、当事者として面白がっていただけませんか。そこにこそ、未来の利益や経営の安定が見えてくるはずです。
Posted by 編集部 08:30

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