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提言 | 視点

中国に品質と知恵袋を売る | 農業経営者 12月号 | (2006/12/01)

【農業コンサルタント 五十嵐らん】
view0612.jpg 農業関連で中国進出を考える人には、3つのパターンがある。中国から農産物を日本に輸入したい人、中国で作って日本に輸入したい人、そして中国で作って現地で売りたい人だ。

危険なノスタルジー



中国に珍しい、あるいは良い農産物や品種があるのではと思い込んでいる人は多い。当然、低価格も意識の中にはあるのだろう。だが、専門家の目で見て良い物、日本人が本当に満足できる品質の農産物はほとんどない。輸入しようにも、相当なロット数がない限り、損をする。無防備なトライはやめておいた方がいい。

中国で作るのはどうだろうか。たしかに人件費は安いけれど、中国人と日本人とでは技術・作業面の到達点に対する満足度がまったく違う。現地で良い物を作ろうとすると、どうしても日本人の「手」や「監視」が必要になってくる。

あの国の政治体制や反日感情といった特殊事情も、中国人の扱いづらさと無関係ではない。ただ日本人の側にも問題はあって、地理的な近さ、顔が似ている、漢字を使うといったことに妙な親近感を抱く人が多い。勝手な思い入れはしばしば中国人に利用される。街並みを見て「戦後の日本みたい」とノスタルジーに浸るのが最も危険で、そんな人ほどカモにされる。

日本にしかないものを売る



結局、日本人が満足できる物は日本人にしか作れない。日本人は品質に関して独特すぎる。消費者はマニアと言ってもいいぐらい高品質を求める。そんな要求に応えられる生産者は日本人だけだ。

でもそれでいいのだと思う。日本の農産物は、どんな国に持っていっても一定の尊敬を受ける。だったら日本の良い物、世界にない物を作って売ればいいのだ。

対中国輸出に限って言うと、コストダウンは課題にならない。向こうでは、お金持ちがお金持ちらしく振る舞う。日本から遠慮なく「最高級品」を出せば、ニーズは確実にある。実際、日本から持っていったランの鉢植えが、中国では3倍もの値段でも飛ぶように売れた。カギは、信頼できる中国人パートナーと手を組むこと。検疫から先の流通で、どう道をつけるかに成否はかかっている。

日本の優れた人材、知識と経験の豊富な農業者も技術指導者として売り込める。中国政府は環境破壊や収穫減に頭を悩ませており、やり方次第で、日本人の生産ノウハウをきっと高く買う。私自身、この目で確かめたのだが、「反日」の若者でも、日本から指導に来たお年寄りの農業者にはちゃんと敬意を払うし、従う。

農産物の品質と知恵袋。日本農業が中国に売り込むべきものは、この2つではないだろうか。
(インタビュー・まとめ 秋山基)
五十嵐らん(いがらし らん)
1973年東京都出身。東京大学大学院農学生命科学研究科修了(農学博士)。2003年から05年まで中国・雲南省で多国籍花卉企業の現場指導と経営に携わり、現在は日中を行き来しながら農業コンサルティングを手掛ける。著書に『世にも不思議な中国人』(ワニブックス)、『明日から中国で社長をやってください。』(エクスナレッジ)。ブログ(中華的生活「多少銭?」)を通じた論客としても活躍。http://chinalifecost.seesaa.net
Posted by 編集部 11:30

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コメント

五十嵐  らん様 へ

私は中国の留学生です。
最近中国の農産物がさまざまな問題を出てきて、かなり心配しています。

私は中国人も安心で美味しく食べれる農産物を作れるように会社を作りたいと思っています。日本の高い農業技術を導入し、中国のブラント農産物を作りたいです。

中国政府は最近農産物の安全問題に関して重視しており、民間の投資家もこの分野に目を付けています。
土地と資金が集まれますが問題は技術である。

五十嵐さんはこの分野で長く活躍していますが豊かな経験を持っていると思っています。
日本の農業技術を提供している、協力してくれそうな会社や機関がございますか?
教えていただけませんか?

ご返信をこころよりお待ちしております。

                  ラン

Posted by 張  嵐  2008/03/08 16:08:11

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