除草剤や化学肥料を使わない、自然環境にも配慮したコメづくり――。いわゆる有機栽培は、病害虫や雑草、コストの問題から、大規模な土地利用型農業とは相容れない関係と思われがちだ。しかし、最先端の機械による合理化があってこそ実現できる有機栽培もあることを、杉山農場は示してくれる。
【経営データ】
■ 面積/自作地5ha、借地48haの計53ha(有機栽培米8.3ha、特別栽培米15ha、小麦1.5ha、六条大麦14ha、ソバ15ha、大豆1.5haなどを輪作)
■労働構成/夫婦と長男の計3名。
http://www16.plala.or.jp/ssugiyama
農薬を使わずに種籾を消毒する温湯消毒機「湯芽工房」(タイガーカワシマ)。種籾を一定時間湯に浸して取り出した後、別に用意した水槽で冷却する。育苗期間も農薬や化学肥料を使わないことから、苗箱の中を好気性の状態にしておくと雑菌が繁殖してしまうので、注意が必要。健康な苗をつくることによって、田植え時の根痛みが少なく、活着が良くなる。
米糠ペレット成形機「ペレ吉くんKNP-205」(タイワ精機)。毎時200~240㎏のペレット製造が可能。
散布機「グリーンソワー」(アグリテクノ矢崎)を改造して田植え機に搭載。タコ足上のガイドパイプから米糠ペレットを散布する。投入量は約80㎏/10a。
(以下つづく)
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