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提言 | 視点

「お上」に依存しな自己実現 | 農業経営者 6月号 |  (2008/06/01)

【人材コンサルタント「役人廃業.com」主宰者 山本直治】
視点 私が開設した「役人廃業.com」は、公務員のセカンドキャリア支援を行なうサイトである。正確なデータこそないものの、近年、公務員から民間企業に自発的に転職する人数は徐々に増加している実感がある。だが、公務員の転職に主眼を置いたサービスはなかった。情報不足ゆえに、転職をあきらめ自分の可能性を閉ざしてほしくはないという思いがあり、このサイトを立ち上げた。
公務員の特徴は、業務での専門性の持ちにくさにある。部署間の異動が多く、一貫した経験を積むのが難しい。民間企業でいえば人事、経理、営業といった部署に数年ごとに回されるようなものだ。民間企業に勤務していれば「やりたい仕事ではないから転職する」発想が生まれるだろう。しかし公務員は「やりたくない職種でも、数年待てば異動があるので我慢しよう」と考える人も多い。安定はしてるし、年収も上がっていくのでそこは割り切りやすい。

もっとも、すべての公務員が閉塞感の中で仕事をしているわけではない。社会の問題を解決するために、これまでにない新しい制度を作りたいといったフロンティア精神を持っている人もいる。組織で引っ張る人が2割、普通の人が6割、ぶらさがる人が2割という「2:6:2の法則」は、民間企業も役所も同じだ。 。

「立場」ではなく「仕事」



私自身、官庁を辞める時には「役所でしかできないこともあるのにもったいない」と仲間から言われた。それでも転職支援することの貢献度や稀少性を考え、世の中に発信したいテーマもあったので、外に出て行くことができた。

公務員は「安定している」「親に言われてなった」など、望んで就職した率はあまり高くない気がする。ただ人生は一度きりだ。時間は永遠に返ってこないのだから、自分が後悔するとわかっている仕事を続けるのもつまらないではないか。食っていけなくては仕方ないが、自己実現できる仕事を選ぶことは重要だと思っている。

あなたが国に何をできるか



かつて行政機関にいた私の立場から見ると、日本人は“お上”を批判しながらも、最後の最後は国を頼る風潮がいまだに強い。その背景には、市民革命が起きず、人権や制度を権力者から勝ち取ることがなく、輸入された価値観を国によって与えられてきたという経緯がある。だが、何かに依存するのでは、真の意味での自己実現は果たしえないのではないだろうか。

ジョン・F・ケネディが大統領就任演説で語った「国があなたに何をしてくれるかではなく、あなたが国に何をできるかを考えてほしい」という言葉の意味をいま一度噛みしめたい
(まとめ 鈴木工)
山本直治(やまもと なおはる)
1974年長野県生まれ。中央大学大学院法学研究科修了後、国家公務員採用1種試験に合格し、旧文部省(現文部科学省)で国家公務員として採用される。内閣官房副長官補室などを経て2004年退職。人材サーチ会社を経てロード・インターナショナル(株)入社。人材コンサルタントの傍ら、公務員向け転職支援サイト「役人廃業.com」を主宰。近著に『実は悲惨な公務員』(光文社新書)がある。
Posted by 編集部 11:30

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コメント

>役人廃業.com

そういうサイトがあるんですね。
初めて知りました。

確かに自分の可能性を信じて、
生きていきたいものですね。

Posted by 農業転職局  2009/02/04 03:36:39

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