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GAP

GAPレポート第18回
コープネット事業連合
100の産地でGAPを実践 生産・流通までを点検 | 農業経営者 1月号 |  (2009/01/01)

前回(本誌153号)で紹介した生協版GAP(青果物品質保証システム)を実践している生協のひとつが、コープネット事業連合だ。生協版GAPはほかのGAPと異なり、産地の取り組みを生協のバイヤーが点検するという二者認証を実践している。また、農業規範のみならず、流通規範による点検を進めている。第一商品部農産担当次長・佐藤和男氏に現状と課題を聞いた。

生協版GAPの進捗状況を教えてください



私たちが取引している産地のなかでも、生協版GAPに取り組んでいるのは「産直産地」といわれるところです。産直産地とは、アイテム、品種、栽培、流通方法などに関し、事前に確認した上で取引をする産地のこと。全国に約430ある産直産地のうち、100産地が生協版GAPを導入しています。 実は15年ほど前から「産地点検」というものを実施してきました。考え方はGAPと同じで、圃場での農薬使用や衛生管理についてルールを決め、守ろうというもの。「産地点検基準表」を作り、すべての産地で取り組んでもらい、私たちが毎年点検に回ります。 生協版GAPは私たちとの取引が長く、トップブランドといわれる産地に呼びかけて取り組んでもらうことにしました。今後3〜5年のうちに、すべての産直産地で生協版GAPを実施してもらう計画です。

生協版GAPと、ほかのGAPの違いは?



産地と私たち生協が対等の立場だということが大前提です。GAPは点検をする側と受ける側という上下の関係になりがちですが、安全や品質を確保していくためには、作る側と生協の組合員に供給する側が対等な立場に立った上で、それぞれの責任を果たしていくための“パートナーの関係”を基本に据えています。
また、生協には生産されたものが組合員に届くまでの一気通貫の仕組みがあるので、農業規範だけでなく、流通規範まで網羅している点が特徴です。

(以下つづく)

世界70カ国の約5万農場が認証を取得するまで成長したユーレップGAP。農場管理における事実上の世界スタンダードになっている。我が国では日本版GAP(JGAP)の普及が始まったばかり。本誌では、農場の経営管理手法そして国際競争に生き残るための規範として、GAPに注目。世界の動き、日本での進展を毎月報告する。レポートはジャーナリストの青山浩子氏。 -profile
※記事全文は農業経営者01月号で
Posted by 編集部 | 09:15 | この記事のURL | コメント(14) | トラックバック(0)
GAP

GAPレポート第17回
日本生活協同組合連合会 たしかな商品を届けるためフードチェーン全体でGAPに取り組む | 農業経営者 11月号 |  (2008/11/01)

産直取引をめぐって産地偽装、無登録農薬問題などに直面した生協が、問題解決のツールとしてGAPを導入している。生協版GAPは生産のみならず、流通・販売規範までカバーしようとしている点が特徴だ。独自GAPの策定、導入支援を行なっている日本生活協同組合連合会の壽原克周氏に、GAP導入の背景、現状について聞いた。

生協版GAPが生まれたきっかけは?



2002年前後から産直事業における産地偽装、無登録農薬の問題が表面化し、一部の生協はこれらの問題に関与していました。しかし世の中から見れば、一部であろうと全体であろうと生協には変わりありません。そのため、産直をめぐる問題に対し、生協が一体となって取り組めないかという声が大きくなったのです。
2000年に「産直3原則から生協産直基準へ」と称し、産直への思いを大事にしながら科学的、客観的な裏付けをしっかりととろうという方針を打ち出しました。これを具現化するためのひとつの手段としてGAPに着目したのです。

どのようにしてGAPの策定、確立に取り組んだのですか?



ユーレップGAPをたたき台にして、03年から生協版GAPの策定を始めました。中心となって作業にあたったのは、12の会員生協・事業連合で構成する「産直事業委員会」の担当者、そのパートナーであるJAの生産部会や産直団体の事務局担当者たちです。こうして04年にできあがったものが、生協版GAPといわれる「青果物品質保証システム」です。各生協で実証実験を繰り返し、4年目を迎えています。

(以下つづく)

世界70カ国の約5万農場が認証を取得するまで成長したユーレップGAP。農場管理における事実上の世界スタンダードになっている。我が国では日本版GAP(JGAP)の普及が始まったばかり。本誌では、農場の経営管理手法そして国際競争に生き残るための規範として、GAPに注目。世界の動き、日本での進展を毎月報告する。レポートはジャーナリストの青山浩子氏。 -profile
※記事全文は農業経営者11月号で
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GAPレポート第16回
(有)渡辺マッシュルームハウス・マッシュルーム生産者として初のJGAP認証取得 | 農業経営者 10月号 |  (2008/10/01)

責任をもって売るために第三者認証としてのJGAPに注目



茨城県に次いで全国2位のマッシュルーム生産量を誇る千葉県で、23年間に渡ってマッシュルームを栽培している(有)渡辺マッシュルームハウス。マッシュルーム生産者として初めてJGAP認証を取得した同社の代表、渡辺俊之氏に、取得に至るまでの経緯や、JGAP認証を経営の中でどう位置づけているかについて聞いた。

農場の経営概要を教えてください



 千葉県の東総地域では、50年ほど前からマッシュルームの栽培が盛んに行なわれてきました。菌床の主原料である稲ワラを、近くのJRA美浦トレーニングセンターから大量調達できることから、産地として拡大してきたのです。
私は1985年からマッシュルームの栽培を始め、現在は60aの施設で年間120tを生産しています(売上高約1億円)。このうち70%は水郷マッシュルーム組合という出荷組合を通し、卸売市場に出しています。残りの30%は個選で、直販のほか、(有)うなかみグリーンパーティという販売会社を通して、外食や加工などの業務筋に出荷しています。昔は作ることばかりに専念していましたが、価格低迷もあって販売が大事だと思うようになり、友人とともに作った会社です。卸売市場一辺倒ではなく、マーケットにどう対応していくかを考えています。

JGAP認証取得の動機を教えてください



 同じ千葉県旭市内で、JGAP指導員の資格を持つサングリーン協同組合の知人から、GAPの話を聞いたのがきっかけです。マッシュルームは温度、湿度、酸素などを徹底管理しながら栽培するため、記録をつける習慣が昔からありました。そのため知人から「渡辺さんだったらすぐに取れますよ」と言われ、興味が沸いたのです。調べてみると、JGAPやイオンのGAPなどいろいろあること、マッシュルーム農家ではまだ誰もGAPをとった人がいないことがわかり、「それなら自分が第1号になろう」と決意しました。
準備にあたっては、サングリーン協同組合の知人と、近くにある「農家の店しんしん」のJGAP指導員のアドバイスを受けました。

(以下つづく)

世界70カ国の約5万農場が認証を取得するまで成長したユーレップGAP。農場管理における事実上の世界スタンダードになっている。我が国では日本版GAP(JGAP)の普及が始まったばかり。本誌では、農場の経営管理手法そして国際競争に生き残るための規範として、GAPに注目。世界の動き、日本での進展を毎月報告する。レポートはジャーナリストの青山浩子氏。 -profile
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