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提言 | 視点

食育で消費者との意識共有を | 農業経営者5月号 | (2007/05/01)

【有限責任中間法人 食の検定協会代表理事  内田 啓祐】
視点 私は商社にいた頃、発展途上国の農業事情が一向に好転しない現状に触れ、他方、効率化をとことんまで追求する米国の最新農業を目の当たりにした。独立し、資材会社を設立してからは、日本各地を回り、高齢化や農産物価格の低迷などで衰退しつつある国内農業に危機感を覚えた。

今、私たちは経済的に恵まれた生活を送り、お金さえ払えば、大量の食料の中から好きな物を選んで食べられる。しかし、この状態はいつまで続くかわからない。日本の農業を守るには、消費者の意識改革こそ重要ではないか。そう考えたのが、食育事業に取り組み始めたきっかけだった。

心のトレーサビリティ



6月に始まる民間資格「食の検定」は、「畑から食卓まで」をテーマとしている。基本級の食農3級からスタートし、来年以降、2級、1級の試験を実施する。 検定はすべての生活者を対象としており、私たちは農業者や流通関係者もぜひ参加してほしいと呼びかけている。

近年、トレーサビリティの必要性が語られるが、それは作る人と食べる人の距離があまりにも離れてしまったからだ。生産現場から消費に至る長い流通チェーンの中で、人々はお互いの顔が見えなくなった。誰がどう作ったものなのかわからないから、疑心暗鬼が生じる。

消費者が食料供給の実態や食べることの大切さを学べば、身の回りの農業や「地産地消」への関心が深まる。また農業者や流通業者も食育を学ぶことで、消費者が何を求めているかがわかり、商品の付加価値創造につなげられる。 つまり同じ題材を通じて学び合うことで、食と農に対する意識が共有され、生産と消費の距離が縮まる。食育は「心のトレーサビリティ」だと私は思う。

農業者のアピール手段に



インターネットによる宅配などの形で、農業者が顔を全面的に出してビジネスを始めたのは、ここ10年ほどの話だ。農協と市場が流通を支配していた頃はなかなか難しかったが、今後はもっと農業者が自らをアピールできるようになるだろう。

その際、食の検定は生産者と消費者のコミュニケーション手段としても使える。私たちも両者の接点を作り、将来はビジネスに利用できるような場も設けたい。

食は人間の行動の基本だ。子供たちは家族と食卓を囲むことで、「人の和」を知る。農業は生命産業であり、日本人にとっては文化的ルーツでもある。人々が生きる意味を思い直し、忘れかけていた日本人の心を取り戻すこと。食育の普及はその一助になると信じている。
(インタビュー・まとめ 秋山基)
内田 啓祐(うちだ けいすけ)
1962年福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、丸紅�入社。農薬・肥料の輸出入、開発に従事し、アジア・アフリカ地域での営業、米国子会社出向などを経て、01年退社。翌年資材会社�ファイトクロームを設立。食育事業にも目を向け、06年から現職。
http://www.syokuken.jp
http://www.phyto.jp/
Posted by 編集部 11:30

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