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叶芳和が尋ねる「新世代の挑戦」

パソコンを自在に操る元気なおばあちゃんたち | 農業経営者3月号 |  (2007/03/01)

【評論家 叶芳和 -profile
【(株)いろどり代表取締役副社長 横石知二(徳島県上勝町)】

木の葉をお金に変える



徳島の山奥、上勝町に「(株)いろどり」という会社がある(町出資の第3セクター)。刺身のつま類など、木の葉を集め、金に変える葉っぱビジネス(彩事業)に取り組んでいる会社だ。生産者は70~80歳のおばあちゃんたちが主力で多い人は年収1000万円以上も稼いでいる。パソコンを自在に操り、情報収集・分析も自ら行なう。毎日数字を扱っているので頭が活性化しているのだろう、皆、生き生きとしていて元気がいい。

かつてはミカンと林業の町で、活気を失い、人々の表情からは笑顔が消えていた。しかし今は満面の笑顔が戻っている。

彩事業は町のイメージアップにもなった。人口2000人の山奥の町に、話を聞きつけてきたUIターン者が90人もいる。今もUIターン希望者が後を絶たないようだ。また、元気な高齢者ばかりなので、一人当たりの医療費もわずか26万円である。彩事業が成功し、納税者が増えた。一方、税金を使う人は減った。町は健全財政だ。山奥にありながら市町村合併を拒み、独立独歩の町づくりを目指している。 (以下つづく)
※記事全文は農業経営者03月号で
Posted by 編集部 | 12:28 | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(0)
叶芳和が尋ねる「新世代の挑戦」

市場外流通のイノベーター | 農業経営者 新年合併号 | (2007/01/01)

【評論家 叶芳和 -profile
【(株)ケーアイ・フレッシュアクセス社長 松丸正明(東京都)】

急伸する青果物流通のイノベーター



茨城県のハーブ生産者・霜多増雄氏(1945年生)は、科学する精神が凄い。土壌の科学を徹底追及し、野菜本来の機能性成分を持ち、他方、人間の健康に有害な硝酸態窒素ゼロ(正しくはND)の野菜を供給することで成功を収めている。そして何より霜多氏は、インスピレーション能力が発達している。この能力が科学と現場を結びつけるカギとなり、経営を成功に導いている。

「農産の流通革命」を起こそうと立ち上げられた会社が、8年間で売上高1500億円の企業に成長した。

スーパーや外食などが大発展しているにもかかわらず、既存の市場流通はユーザーの大規模化に対応できていない。取引単位の大規模化に伴い、卸売会社や仲卸業者を経由することなく、生産者とユーザーを直接つなぐシステムとして市場外流通が発達してきた。この市場外流通の風雲児が(株)ケーアイ・フレッシュアクセス(KIFA・松丸正明社長)である。

KIFAは商社系の中間流通業者として1998年に新規参入、卸売市場を経由せず量販店に直接販売する新興企業であり、市場外流通を担う唯一の全国ネットワークの広域青果卸である。(以下つづく)
※記事全文は農業経営者01月号で
Posted by 編集部 | 12:28 | この記事のURL | コメント(58) | トラックバック(0)
叶芳和が尋ねる「新世代の挑戦」

土壌科学で製品差別化に成功し価格維持 | 農業経営者12月号 |  (2006/12/01)

【評論家 叶芳和 -profile
【(有)シモタ農芸 社長 霜多増雄(茨城県取手市)】
霜多増雄

硝酸態窒素ゼロの野菜を目指す



茨城県のハーブ生産者・霜多増雄氏(1945年生)は、科学する精神が凄い。土壌の科学を徹底追及し、野菜本来の機能性成分を持ち、他方、人間の健康に有害な硝酸態窒素ゼロ(正しくはND)の野菜を供給することで成功を収めている。そして何より霜多氏は、インスピレーション能力が発達している。この能力が科学と現場を結びつけるカギとなり、経営を成功に導いている。

霜多氏は高卒後就農したが、水稲、中国野菜を経て、25年前からハーブを始めた。現在は、生産部門の農業生産法人㈲シモタ農芸と、販売部門の(株)M&Yシモタファームを経営している。作物はハーブが中心だが、前出のように、野菜も生産している。売上高推定5億円。経営面積はハウス4.5ha、露地1ha、合計5.5haである。従業員40人。社員の賃金は、30代半ばまでは、地元の銀行に勤務する銀行員と同水準であるそうだ。

初対面は商売気がなく、とっつき難いような印象を与える霜多氏だが、付き合いが深まれば強い信頼関係が築けるようなパーソナリティの持ち主だ。社長は孤独な仕事だといい、同士・仲間を求める人間的な側面もあわせ持っている。 (以下つづく)
※記事全文は農業経営者12月号で
Posted by 編集部 | 12:28 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)