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農業経営者コラム | 木内博一の和のマネジメントと郷の精神

グローバルな適地適作で「農業は儲かる」 | 農業経営者 3月号 |  (2009/03/01)

木内博一 「農業は儲からない」という愚痴がよく聞こえてくる。その後に「流通・小売が儲けているからだ」という理由が続く。果たして本当なのか。 現実は、青果卸売市場は経営危機で再編の真っただ中にある。その中で仲卸業者の多くが赤字だという。運送会社が大儲けしているという話も聞かない。それでは、小売が農家を儲けさせない加害者なのか。スーパーのパートさん達は、高くない時給で苦しい家計をなんとか支えているのが実情だ。卸や小売の社員もドライバーさんも労働基準法ギリギリまで働いてかつかつ生活できるほど厳しいのが現状だろう。この状況を「農家が被害者でその間が犯人」と単純化して語れるだろうか。 農業者が自律するためには、被害者意識から脱皮し、農業というビジネスをもっと大きな視野から見渡さなければその答えは出ない。

儲からない構造の真因


私は経済の構造自体に真因があるとみる。その筆頭があらゆる業態におけるオーバーストア(小売店舗の出店過多)状態だ。人口減少・高齢化社会において、チェーンストアは生き残りをかけ店舗数を極限まで増やす。そして、安く売るしか道はないとの方策を打ち続ける。結果、供給過剰と価格競争によるデフレスパイラルが長期化する。加えての不況だ。日本中の店舗で、安くても売り切れない商品が溢れているのだ。だがこんな商売が長続きするはずがない。どこかで利益の帳尻を合わせなければならない。
※写真は和郷グループ新年会の様子。

(以下つづく)
木内博一(きうち ひろかず)
1967年千葉県生まれ。農業者大学校卒業後、90年に就農。96年事業会社㈲和郷を、98年生産組合㈱和郷園を設立。生産・流通事業のほか、リサイクル事業や冷凍工場、カット・パッキングセンター、直営店舗の展開をすすめる。05年海外事業部を立ち上げ、タイでマンゴー、バナナの生産開始。07年日本から香港への輸出事業スタート。現在、ターゲット国を拡大準備中。本連載では、起業わずか10年でグループ売上約50億円の農系企業を築き上げた木内の「和のマネジメントと郷の精神」。本連載ではその“事業ビジョンの本質”を解き明かす。
※記事全文は農業経営者03月号で
Posted by 編集部 | 12:29 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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農業経営者コラム | 幸せを見える化する農業ビジネス

社員の器を伸ばし、約束を100%厳守 | 農業経営者 3月号 |  (2009/03/01)

坂上隆 仕事をする上で、何よりも強く肝に銘じているのは、約束を破らないことだ。それは約束事の大小に限らない。小さい約束でも一度破ってしまえば、どんな約束でも破っていいことになる。この程度ならお客さんにも迷惑がかからないだろう—こうした甘い考えから経営の綻びは生じていくのではないだろうか。

供給者責任を果たす



昨年、ある取引で何千ケースも出荷する際、1ケースの積み忘れを見つけたことがあった。私は即座に宅配便で送るよう社員に指示した。もしかするとお客さんは1ケース足りないことに気づかないかもしれないし、気づいても勘弁してくれるかもしれない。宅配便で送るといっても、「そこまでしなくても」との返事があるかもしれない。おそらく普通はそう考える。しかし取引先がこちらの甘えを許してくれても、約束は絶対である。

また過去にはこんなこともあった。ケールの出荷予定日、農場がかなり激しい雪に見舞われた。そこで「大雪だから収穫できなかった」と言い訳するのは容易いが、それは約束を破る行為である。だからといってスタッフを無理に雪の中に出させるわけにもいかない。そこで私は一人で農場に入り、仁王立ちになってケールの収穫を始めた。そこまでして初めて、社員は「約束を守るとはどういうことか」を感じてくれる。

もちろん私は「無茶をしろ」と言いたいわけではない。約束を守ることが一番の目的であって、それを果たすために普段から万全の準備をしておけばいいのだ。

当地ではケールの生育初期が台風の通過時期と重なる。台風だからと諦めない方法を模索した。以前は株数減少の被害に備え、20%多めに作付けして契約数量を100%守る方法をとっていた。だが、これは来ることがわかっている台風に対する万全な準備とはいえないし、利益の減少要因が恒常化してしまう。そこで、思いついたのが「農場全体に防風ネットを張り被害を極小化する」というアイデアだ。しかし40数haもの大面積で、相手は単価がそれほど高くないケールという作物だ。常識からすれば、大規模栽培で防風ネットを張るなど狂気の沙汰だろう。

(以下つづく)
坂上隆(さかうえ たかし)
(有)さかうえ社長。1968年鹿児島県生まれ。24歳で就農。コンビニおでん用ダイコンの契約栽培拡大を通して、98年から生産工程・投資・予算管理の「見える化」に着手。これを進化させたIT活用による工程管理システム開発に数千万円単位で投資し続けている。現在、150haの作付面積で、青汁用ケール、ポテトチップ用ジャガイモ、焼酎用サツマイモなどを生産、提携メーカーへ全量出荷する。「契約数量・品質・納期は完全100%遵守」がポリシー。03年、500馬力のコーンハーベスタ購入に自己資金3000万円を投下し、トウモロコシ事業に参入。コーンサイレージ製造販売とデントコーン受託生産管理を組み合わせた畜産ソリューションを日本で初めて事業化。売上高2億7000万円。08年から食品加工事業に進出。剣道7段。
※記事全文は農業経営者03月号で
Posted by 編集部 | 12:29 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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農業経営者コラム | ヒール宮井の憎まれ口通信

中年の主張「ものづくりとは……」 | 農業経営者 3月号 |  (2009/03/01)

【宮井 能雅 -profile
経営者コラム

ほとんど実りのないフランスのファームショー


そこそこ儲かった農家はこの冬、どこに遊びに行こうか、などと考えているのかもしれない。決して多くはないが、北海道の一部の農家たちはこの冬の期間を利用して、海外ツアーに出掛ける。 ある者は東南アジアの快春ツアー、ある者はヨーロッパ、そしてほんの一握りの者だけが米国に出掛ける。まったく寂しい話だ。正直なぜ農業の勉強のためにヨーロッパに行く必要があるのだろう。

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Posted by 編集部 | 12:28 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)