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特集
GAPで実現!顧客から信頼される農場管理 | 農業経営者 6月号 |
(2006/06/01)
農業経営のなかで生産者が最も不得手とするのがお客とのコミュニケーションだ。顧客が最低限期待する農産物の安全性についてさえ、的確に説明する術を持っていない。振り返ってみると、食の不安が高まるたびに、信頼の証として有機JASや特別栽培農産物がもてはやされ、農薬使用履歴の記帳運動が叫ばれてきた。しかし、よく考えてみると本当にそれで安全性を“確保”したといえるのか。
そこでGAP(ギャップ、Good Agricultural Practice=良い農業のやり方)の登場である。作る人、売る人、買う人の誰もが信頼できる農場管理の基準として、すでに世界70カ国で採用されている。でもGAPってなに? この際、あれこれ考えるより、この特集をよく読んで世界が認める基準を自分の農場で実現してしまおう。
特集
座談会 GAPは農業が産業になるための必要条件!
日本版GAPの先導者が語る | 農業経営者 6月号 |
(2006/06/01)
昆吉則(以下、昆)
4月27、28日に東京で開催されたGAP全国会議には両日で800名以上が参加するほどの盛況で関心の高さをうかがわせます。木内さんは、青森県の片山りんごさんと同じ時期に、日本でいち早くユーレップGAPを取得されましたが、きっかけをお聞かせください。
木内博一
和郷園の設立後まもなく発生した残留農薬事故(詳細は19ページ)がきっかけとなって、どんな農薬をどう使用したかという記録をつけるようになりました。現在、契約栽培をおこなっている農産物の記録は100%トレースできるようになっています。(以下つづく)
※記事全文は農業経営者06月号で
農業経営者取材 | 新・農業経営者ルポ
第25回 子供に導かれ、福祉農園という出会いと学びの場ができた | 農業経営者 6月号 |
(2006/06/01)
【見沼田んぼ福祉農園代表 猪瀬良一 (埼玉県さいたま市)】
猪瀬良一は、自閉症児の親となったことを契機に、農業を通した障害者の自立と都市近郊に広がる農地の保存と活用を目指す、見沼田んぼ福祉農園を設立した。そこは単なる障害者福祉の場ではない。子供から高齢者までが、農に触れ、互いの関係性の中で現代社会に失われた人の繋がりを取戻し、未来を生み出す学びの場にもなっている。そこには、過剰の時代であればこその、農業の事業的可能性を予感させる何かがある。
「子供に導かれて生きてきたようなものですよ」
猪瀬良一(56歳)が代表を務める見沼田んぼ福祉農園の設立を呼びかける運動を始めて20年。開園して7年になる農園の活動を伝えながら、猪瀬はそう言った。(以下つづく)
※記事全文は農業経営者06月号で
提言 | 視点
担い手は構造改革の旗手か? | 農業経営者 6月号 |
(2006/06/01)
【東京大学大学院 農学生命科学研究科教授 本間正義 】
構造改革は、マーケットに任せているだけでは構造調整のスピード化が図れない場合に必要とされる。農業で言えば、将来確実にこの産業を支えていくであろう人材に一刻も早く規模拡大をしてもらうことが目的のはずだ。
志の低い現状固定策
政府は、外形基準によって都府県4ha・北海道10ha・集落営農20haという線を引き、要件を満たす担い手を品目横断的経営安定対策の対象として囲い込んだ。
農業技術 | Made by Japaneseによる南米でのコメ作り
ウルグアイでコメ作り(5)
乾籾価格200ドル/tで見合うコメ作り | 農業経営者 6月号 |
(2006/06/01)
さらにウルグアイでのコメ生産を紹介する。前号では、圃場整備関係の機械の写真を掲載したが、その他のものも見ていただこう。
最高標高500mの平原の国
ウルグアイは標高が最高でも500m程度という平坦な平原が広がっている国である。国土面積は日本の半分だが、山がないため耕地になりえる面積は日本より広い。基本的に湿地が広がるような地域で稲作が行なわれる。かつては世界6位のコメ生産量を誇ったコメの国だが、タイ米の市場拡大により生産量は減少している。
農業技術 | 乾田直播による水田経営革新
Vol.5 肥培管理のしやすさが魅力の点播にて順調に播種作業終了 | 農業経営者 6月号 |
(2006/06/01)
【コメ産業コンサルタント 田牧一郎 -
profile
】
5月上旬、平均気温13度オーバー
◆播種
いよいよ種まきである。今年の矢久保農場では5月2日から5月4日まで作業を行った。
品種はあきたこまち。10a当り乾籾約3.5kgの播種量である。播種機にはスガノ農機(株)のバーチカルハローシーダーを使い点播する。稲の発芽の最低気温は12度前後であり、1日の平均気温12度を超える時期に発芽するよう、種を播く時期を決めれば良い。
農業機械 | 機械屋トラクタ目利き塾
Vol.4 トランスミッションシステム | 農業経営者 6月号 |
(2006/06/01)
【(株)菊地鉄工所代表 菊地治樹 -
profile
】
トラクタの進歩、その各機構の開発経緯をたどると、農業機械に対する視野が広がる。 機械選びの目を養うトラクタ講座。
エンジンパワーを仕事に変えるクラッチ、トランスミッション
今回はクラッチやトランスミッションの構造、開発の過程といったことを取り上げる。
先月号で紹介したように、パワーユニットへの馬力増大の要求はさらに変化してきたわけだが、これにはエンジンの馬力をトラクタや作業機へロスなく効率的に伝達していく役割を担う、クラッチやトランスミッションのシステムが大きく関わってくる。(以下つづく)
※記事全文は農業経営者06月号で
時流 | 農・業界【国内】
(有)正八(秋田県・大潟村)
他県での農地利用で経営拡大と人材育成 | 農業経営者 6月号 |
(2006/06/01)
秋田県大潟村の(有)正八(宮川正和代表)は今夏、茨城県内に1haの農地を借り花卉栽培を拡大する方針だ。
全国有数のコメ産地である秋田県大潟村を拠点に花卉や大豆、カボチャなどの栽培を複合経営する同社は、村外近郊に出作りをするのではなく、県外の農地に同社の職員を常駐させる。独立した生産拠点としての機能を高め、来春には約3000万円の売上げを目指す。
時流 | 農・業界【国内】
(社)日本ニットウェアデザイン協会
ファッションで農業に新風をアグリファッションコンテストを開催 | 農業経営者 6月号 |
(2006/06/01)
(社)日本ニットウェアデザイン協会(東京都渋谷区)は、ファッションで農業を変えようと、国内外のデザイナーらによるアグリデザイン評議会を設立し、今夏、「アグリファッションコンテスト」を開催する。
時流 | 農・業界【国内】
本誌編集部企画ツアー一行
イスラエル国際農業展示会「アグリテック」を視察 | 農業経営者 6月号 |
(2006/06/01)
本誌企画の「イスラエル農業視察ツアー」の一行は5月9日、3年に一度開催のイスラエル国際農業展示会"アグリテック06"を視察した。
灌漑機器をはじめイスラエルの農業関連商品を一度に触れることができる機会とあって、参加者は目的とする企業ブースを次々に見つけては商品の性能や現地価格を確めていた。
時流 | 土門「辛」聞
議論の足りないポジティブリスト制度 隣は何を撒く人ぞ | 農業経営者 6月号 |
(2006/06/01)
【土門 剛 -
profile
】
5月29日は「ポジティブリスト記念日」!!
俵万智さんのサラダ記念日風にいえば、「この日が施行日」と厚生労働省と農水省が言ったから5月29日はポジティブリスト記念日となるのか。(以下つづく) 戯れ詩はともかく、ポジティブリスト制度は、ニッポン農業を根底から覆しかねないぐらいのインパクトを持っている。どこをどうみても厳しすぎる残留農薬基準値は、ニッポン農業の実情を無視した数字と言えないだろうか。あまりにもハードルが高すぎて、アルファベットで書かれた農薬の名前も読めない農家は、「農業やーめた」と言い出すかもしれない。あるいは逆に高いハードルをチャンスとばかりに産地間競争を勝ち抜く生産者も出てくるだろう。(以下つづく)
※記事全文は農業経営者06月号で
編集長コラム
「耕作放棄地なら貸してやるヨ」 | 農業経営者 6月号 |
(2006/06/01)
【「農業経営者」編集長 昆 吉則 -
profile
】
本誌では「農業は食べる者のためにある」と言ってきた。それは象徴的な表現であり「農業は消費者のためにある」と言う方が正しい。それは「農業は農家や農業関係者のためだけにあるのではない」ということを逆説的に申し上げているだけなのだが、そもそも、本誌がそれをことさらの主張とせねばならないことこそ、農業界の異常さなのである。
前月号の記事をまとめるにあたって、耕作放棄地に関する「特定法人貸付事業」(農業特区)についての記述を読んで、農業界あるいは農水省の能天気さ(まさにこの表現が適切だと思っている)をあらためて感じた。
トラクタ
ナフィールドトラクタ(37馬力) | 農業経営者 6月号 |
(2006/06/01)
型式・仕様:3-DL・37馬力
製造社・国:ナフィールド社・イギリス
導入年度:1962(昭和37)年
使用過程:美幌町の福地工業(株)が所蔵していたもの。
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農業「事業化」への道筋 | 農業経営者 6月号 |
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ライスショック
(大きな国で)
何がどうおいしいを数字ではっきりと
(花総果菜)
農業起業講座。
(ほぼ日刊三浦タカヒロ。)
広島で屋上緑化かるいちばんとカルベラの展示です♪♪♪
(Urban Green Life 街にもっと緑を・・・ 兼定興産の屋上緑化土「かるいちばん」)