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農業経営者取材 | 新・農業経営者ルポ

ファーミング・エンターテイメント  | 農業経営者 7月号 | (2008/07/01)

【(有)農マル園芸・(有)アグリ元気岡山 代表取締役 小川博巳(岡山県美作市)】
経営者ルポ 大学で農業経済を学び、社会福祉団体職員を経て、父から経営移譲を受けた小川博巳。胸中には思索を積み重ねた末に導き出した一つの課題—農業のノーマライゼーション—があった。その理想が結実した岡山県内の農園には、花や野菜の直売所、イチゴの摘み取り園など、多彩な施設が備えられている。来園者が思い思いの時間を過ごす園内には、エンターテイメントに昇化した、新たな農業の姿があった。

良い商品、良い顧客の良循環を生む直売所作り



高い運賃と決して安くはない値段の生産者直売のコメがなぜ売れるのだろうか。産直の購入者は単に美味しいコメを求めているわけではない。農家から直接コメを買うという関係性や農家の人柄あるいはその背景にある自然や風土に触れる満足を買っているのだ。人々は空腹を満たす食糧の供給だけではなく、癒しや自然や故郷への回帰願望を満足させることを農業に求めているのだ。

埼玉県のサイボクや三重県のもくもく手作りファームなどすでに幾つかの農業アミューズメントも存在する。また観光果樹園は果樹産地の観光名所になっている。現代という「過剰の時代」であればこそ、農業には「ファーミング・エンターテイメント」というべき新しいビジネスジャンルが存在する

小川博巳(45歳)は、花を主体に野菜の直売とイチゴの摘み取り園を兼ねた農園直売所を経営する。さらにアイスクリームやスイーツのコーナーも設け、それらが相乗効果をもたらし、良質顧客の定着を実現している。そして、自らの農業ビジネスを通して農業・農村だけでなく、教育や社会福祉への貢献ができないかと小川は考えている。(以下つづく)
※記事全文は農業経営者07月号で
Posted by 編集部 | 12:30 | この記事のURL | コメント(19) | トラックバック(0)
農業経営者取材 | 新・農業経営者ルポ

面白がって生き、失ってこそ与えられる道  | 農業経営者 6月号 | (2008/06/01)

【(有)信州ファーム荻原 代表取締役 荻原慎一郎(長野県東御市)】
経営者ルポ 本格的に農業経営を事業化しようと意気込んでいた矢先、 農機に巻き込まれて片腕を失う事故に見舞われた若き経営者。 運命を呪い、一時は農業をやめることさえ考えたが、 そんな彼を支え、経営者としての歩みを決意させたのは、 ボランティア活動で知り合った若者や家族たちの協力だった。 腕を失ったことによって絆が深まり、力強い発展を始めた農場。 その軌跡は、人生には無駄なことなどないことを教えてくれる。

事故が育てた経営者としての人格



荻原慎一郎(58歳)には左手がない。

41歳の時、ライムソワーに巻き込まれる事故だった。 半年間の入院。事故は二十歳の就農以来続けてきたボランティア活動に一区切りをつけ、農業経営に本格的に取り組もうとしていた矢先の出来事だった。農業をやめようとも考えた。しかし、この事故が本当の意味での経営者になるきっかけを与えた。そしてもうひとつ、荻原の今を作った人生の体験がある。農業が面白くない。だからこそのめり込んだボランティア活動だ。 それまで農業をサボっていたというわけではない。荻原が30代になる1970年代後半から80年代になると、かつて収入の中心だった薬用人参や蚕の価格が下落した。荻原は桑を抜根し、その畑に麦を播いた。

水稲の作付けも拡大した。土地利用型経営への転換である。稼ぎ頭も父から荻原に移っていった。それでも当時の荻原にとって、農業はまだ人生を掛けるほどのものとは思い切れなかった。農業経営の担い手となってはいても、荻原の心が燃える対象はボランティア活動だった。

農業経営者としての荻原の人生を聞いていると、つくづく人生には無駄なことはないと思えてくる。無駄にするかしないか、その違いがあるだけだ。むしろ人や経営者としての人格を育てるのは、損得を超えた努力をどれだけ面白がってできたか、にかかっているのではあるまいか。(以下つづく)
※記事全文は農業経営者06月号で
Posted by 編集部 | 12:30 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
農業経営者取材 | スーパー読者の経営力が選ぶ あの商品この技術

北海道芽室町 山上美樹彦氏が選んだ商品 | 農業経営者6月号 |  (2008/06/01)

スーパー読者

1.5坪から始めた直売所を売上高2億まで成長させる



北海道は十勝でも有数の農業地帯に位置づけられる芽室町。今から15年前、この地に1.5坪の直売所が誕生した。以来、着実に売り上げを伸ばし続け、今年は売上高2億円まで視野に入れられるようになった「JAめむろファーマーズマーケット愛菜屋」。その代表を今年初めまで務めた山上美樹彦氏にここに至るまでの経緯を聞いた。
【経営データ】
■面積/自作地20ha、借地2.7haの計22.7ha(小麦7.5ha、ビート4.2ha、ジャガイモ4ha、枝豆3ha、長イモ2ha、スイートコーン1ha、野菜類2ha)
■労働構成/本人、妻、息子
■販売先の比率/農協2:直売所1
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Posted by 編集部 | 12:29 | この記事のURL | コメント(251) | トラックバック(0)