執筆者一覧

農業ビジネス
農業経営者twitter
デジタル見本誌

アーカイブ
2023
07
2022
12 07
2021
08
2020
12 08 04
2019
12 11 09 08 06 04 03 02
2018
12 10 08 07 04
2017
12 10 08 06 05 03 02 01
2016
12 11 10 07 06 04 03 02
2015
12 11 10 09 08 07 06 04 03 02
2014
12 11 10 09 07 06 05 03 02 01
2013
12 11 10 09 08 07 06 04 02
2012
12 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2011
12 09 08 07 06 05 04 03 02
2010
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2009
12 11 10 09 07 06 05 04 03 02 01
2008
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2007
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 01
2006
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2005
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2004
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2003
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2002
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2001
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2000
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
1999
12 11 10 09 08 07 06 05 04 02 01
1998
12 11 10 09 08 07 06 04 02
1997
12 10 08 06 04 02
1996
12 10 08 06 04 02
1995
12 10 08 06 04 03
1994
12 09 06 03 01
1993
10 07 05
文字のサイズ
中
大

HOME > 読者の会

購読申込み
読者の会

農村経営研究会視察ツアー「野生動物と家畜の共生を目指し」持続可能な地域創りを学ぶ (2017/06/29)

「農村経営研究会」視察ツアー



「野生動物と家畜の共生を目指し」持続可能な地域創りを学ぶ

農村経営研究会では、本年2月15日に、ファームエイジ(株)社長の小谷栄二さんを講師に招き、酪農に限らぬ肉牛、豚などあらゆる畜種に可能な管理放牧の技術について話を伺いました。小谷さんは我が国へニュージーランドの電気牧柵を使った管理放牧技術導入の立役者であり、さらには風土と調和する畜産や獣害管理の在り方を提唱している人なのです。害獣である鹿の捕獲とその産業的利用の実際に関してもお話しいただきました。

また、同氏の経営する会社(ファームエイジ(株))のある当別町での、風土を生かした新しい村造りの取り組みについてご紹介があり、研究会参加者の中から現地を訪ねてみたいとの要望が上がりました。

それを踏まえ、今回のスタディーツアーでは、ニュージーランド型放牧管理技術、羊や豚の放牧経営農場、害獣としての鹿、キツネ、アライグマなどの防除柵さらにはエゾシカ捕獲の現場も視察させていただきます。

また、第一日目には、町長をはじめとした当別町の関係者の皆様とスマート・テロワール協会会長の松尾雅彦さんを含めてツアー参加者による新しい農村づくりを語る懇談会を行いたいと考えています。

尚、ご案内する農場は放牧管理という視察テーマに限らず農場経営として注目すべきところです。
皆様の振るってのご参加をお待ちいたします。

『農業経営者』編集長 昆吉則

farm_age_1.jpg

farm_age_2.jpg

[開催日]

2017731日(月)~ 82日(水)


【視察コース】(予定)
7月31日(月)
9:00 新千歳空港集合
9:30 バスにて新千歳空港出発
11:30 ファームエイジ到着、当別町~会社近く日本初無添加パンで昼食)
13:30 ファームエイジの取組紹介(スライドおよびデモファーム視察など)
15:00 ファームビレッジ(ファームエイジ周辺・ライフスタイルファーマーエリア)案内
18:30 ファームエイジ地元との交流会(農業経営者、当別町農村都市交流研究会共催)
(参加声掛け予定者)※地元からはイメージ15名程度(合わせて25~30名に調整する)
・地元仲間中心にした構成(町長、議員、地元行政、野生動物学会会長、捕獲業者、JA、雑貨屋、パン屋、会社員、シンガーソングライター、建設会社社長、環境教育NPO、他)
21:45 宿泊先~新篠津温泉タップの湯(新篠津村)

8月1日(火)
8:15 タップの湯出発
8:40 当別町の水田、畑作農家の野生動物対策用として鹿柵、キツネ柵、アライグマ柵など視察
10:30 当別町内にてエゾシカ捕獲現場視察(北海道捕獲認定会社シンカン向井社長)
11:30 エゾシカ肉加工販売所視察(当別町:ジビエ工房)
昼食はさみ移動
15:00 えこりん村視察 (恵庭市~鹿柵、ヒツジの放牧、豚の放牧、NZ型放牧視察)
16:30 えこりん村終了後1泊組は千歳空港へ移動(千歳空港18:00頃出発の飛行機にて)
2泊組は、十勝へ移動
19:00 宿泊先~帯広ふくいホテル(帯広市)
※夕食はホテル内バイプレーンにて(19:30~21:30)

8月2日(水)
8:20 帯広ふくいホテル出発(帯広市~足寄町)
9:30 十勝しんむら牧場(上士幌町~創地農業21副代表、牛の放牧、豚の放牧、ミルクジャム他加工)
11:45 大草原の小さな家 (鹿追町~ファームレストランにて昼食後、豚の放牧視察、十勝グリーンツーリズム代表)
14:30 共働学舎新得農場(新得町~社会福祉法人で放牧酪農、チーズはサミットで使用されるなど国際クラス)
15:00 共働学舎出発(至る千歳空港へ)
18:30 千歳空港着・解散

※宿泊ホテルは変更する場合がありますのでご了承ください。
参加お申込者のかたには追って詳しい案内をお送りします。

【参加費】
・農村経営研究会会員参加費:¥54,000(税込)
 (宿泊代・道内交通費など)
・一般参加者の参加費:¥75,600 (税込)

【申込締切】
2017年7月22日(土)

「農村経営研究会」の詳細につきましては コチラ

お申込はこちら




Posted by 編集部 | 11:56 | この記事のURL | コメント(796) | トラックバック(0)
読者の会

『農業経営者』セミナー「地域活性化という「遊び」」のご案内 (2017/06/02)

地域活性化という「遊び」



【講師:山本晋也氏(京都府福知山市 みわ・ダッシュ村 副村長】

 田舎暮らしブームというが、よそから田舎に住み着くことの難しさはよく言われることだ。そして、限界集落と呼ばれるような地域であればこそ、人々はよそから来る者を受け入れることを躊躇する。一方、得てして手前勝手な田舎暮らしを夢見ている人々には、昔ながらの村を維持するための共同作業や人々の気持ちが理解できない。新住民は孤立し、やがて村を出ていく。

 京都府福知山市の稲葉集落は山に挟まれた沢沿いの谷地の集落だ。かつては12戸の家族が暮らしていたが、現在では山本家を含めて8戸、総人口12人。山本家以外はどの家も老人世帯である。集落の最深部の廃屋を年寄りたちの助けも得ながら改築して住む山本家は夫婦と4人の子供たちの6人家族。その4人の子供たちは集落皆の孫状態。子供たちの明るい声を耳にできることをお年寄りたちが喜ばないはずがない。彼らは老人たちの声に送られて登校し、帰るとおやつをもらい、山本家にはないテレビも見せてもらう。お年寄りたちはそれを待っているのだ。何年も村に失われていたものが戻ってきたのだ。

 みわ・ダッシュ村を設立した清水三雄村長の社員募集に応募し、その理念に共感してダッシュ村に常駐する社員として入社した山本さん。自然に満ちあふれ、人々の本来あるべき暮らしに憧れていた山本さん夫妻がそこに住み付き、「過疎地・限界集落の活性化」というみわ・ダッシュ村の理念を実践することは夢の実現でもあった。しかし、美大を卒業し、国内外で自身の芸術活動を続けてきた、見るからに自由人の風貌の山本さんを集落のお年寄りたちはどのように感じたのだろう。村の皆が集まる集会に何度か顔を出した後に受け入れられた山本さん一家は、今では村にいなくてはならない人々になっている。若い山本さん夫婦は、村仕事の中心的働き手であるだけではなく、集落を超えた小・中学校のPTAでも中心人物だ。

 かつて共同体を構成する人々は、生きる糧を得る「稼ぎ」とともに他者に報酬を求めない「つとめ(互酬)」の仕事があることを当たり前と感じていた。この「つとめ」を人々が取り戻すことの意味。山本さんは、そのつとめの先にある村の心を見いだしている。村での暮らしは、経済的には豊かではないかもしれないが、それ以上にすばらしく豊かに育っている子供たちの笑顔を見てそれを感じ、また山本さんのような人が外部から移住することに村のひとつの未来を感じた。

今回のセミナーでは山本氏に子育てや限界集落の生活からすくい取った、古い新しいにとらわれない自由な発想から地域活性化の問題解決に向かう姿勢を聴く。

【関連記事】閲覧無料!
連載:地域活性化という「遊び」
第1回 京都府福知山市「みわ・ダッシュ村」から

第2回 問題を楽しく柔軟に解決する習慣が身につく限界集落での暮らしと子育て
dash.JPG
001.jpg
TVゲームが無くても、子どもは遊びを自分で考える!!

002.jpg
おやつも原材料から自分たちで作る!!

003.jpg
お肉は、いきなりあの形でスーパーに並んでいるわけではない。

yamamoto_face.jpg

講師プロフィール
1968年、京都生まれ。美術大学を卒業して渡米後、京都で現代美術作家として活動。そのかたわらオーガニックレストランを経営するも食材を種から作ってみたくなり、京都市内で畑を始める。結婚して3人の子供を授かったころ、農業生産法人みわ・ダッシュ村の清水三雄と出会い、福知山市の限界集落に移住。廃屋を修繕しながら家族で自給自足を目指す。土と向き合ううち田畑と山や川、個人とコミュニティーの関係やその重要性に気がつき、田舎も都会もすべて含めた「大きな意味での自給」を強く意識するようになる。この考え方は、美術家時代にドイツの現代美術家ヨゼフボイスのすべての人が参加して創り上げる社会彫刻という概念に影響を受けた。現在みわ・ダッシュ村副村長。

【日時】
2017年6月20日(火)16:00〜18:00

【会場】
シチズンプラザ[高田馬場]2階 会議室
〒169-0075 新宿区高田馬場4-29-27

【参加費】
『農業経営者』定期購読者 2,160円(税込)
『農業経営者』プラチナ会員 無料
一般参加 10,800円(税込)
※ 今回、年間購読のお申込をいただいた場合も受講料は2,160円(税込)となります。


セミナーへのお申込はこちら

Posted by 編集部 | 14:52 | この記事のURL | コメント(4375) | トラックバック(0)
読者の会

『農業経営者』セミナー「オランダ通信・拡大版」のご案内 (2017/05/02)

オランダ通信・拡大版



【講師:紀平真理子氏】

本誌ではたびたびオランダという国を取り上げ、農業視察ツアーも行なってきました。九州並みの面積ながら世界2位の農産物輸出国であり、トマトをはじめ、農産物の収量が高いことでも知られる先進国農業の象徴ともいえる存在です。

そのオランダに滞在するうち、同国の農業に魅了された紀平真理子さんは、本誌2013年3月号から昨年9月号までの38回にわたり「紀平真理子のオランダ通信」を連載。先入観のない視点でオランダ人とオランダ農業の実像を描きました。

連載の中で、生産者、資材、技術、展示会などあらゆるオランダ農業事情を紹介してきましたが、今回のセミナーでは連載の内容のまとめを中心として、オランダの農産物や農業の海外輸出、農業現場で働く移民(出稼ぎ外国人)との付き合い方についても触れていただきます。ぜひご参加ください。 

【関連記事】
連載:紀平真理子のオランダ通信
※全38回の連載のうち、第33回まで無料で閲覧できます。
kihira_semi.jpg

講師プロフィール
1985年、愛知県名古屋市生まれ。大学ではスペイン・ラテンアメリカ地域研究を行なう。卒業後、メーカーで国内・海外業務に携わる。2011年から夫の駐在帯同でオランダ・アムステルダムに移住し、それをきっかけに農業界へ足を踏み込む。取材活動とともに、Van Hall Larenstein University of Applied Scienceで農村社会学を学ぶ。16年、夫の駐在が終わり、帰国する。現在もオランダを合わせ鏡にして日本農業を勉強している。
【日時】
2017年6月9日(金)16:00〜18:00

【会場】
シチズンプラザ[高田馬場]2階 会議室
〒169-0075 新宿区高田馬場4-29-27

【参加費】
『農業経営者』定期購読者 2,160円(税込)
『農業経営者』プラチナ会員 無料
一般参加 10,800円(税込)
※ 今回、年間購読のお申込をいただいた場合も受講料は2,160円(税込)となります。


セミナーへのお申込はこちら

Posted by 編集部 | 15:21 | この記事のURL | コメント(2454) | トラックバック(0)