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編集長コラム

農業と食産業界のロボットたちよ | 農業経営者 4月号 |  (2002/04/01)

【「農業経営者」編集長 昆 吉則 -profile
先月号でも書いた農業および食品の流通業界の”嘘”の告発がさらに続いている。全農の関連企業の嘘が告発されるが、僕は「さもありなん」と笑っても、「こともあろうに、云々…」などと書く正義のジャーナリズムになるつもりはない。むしろ、同時進行している政界や行政の不正や怠慢あるいは欺瞞の告発に関しても、我々は、疑惑や権力を糾弾することだけではなく、それに連なる己自身を問うべきなのであり、雪印食品のあのサラリーマンとは自分自身なのではないのかという、”問い”を持つことなのである。

さらに、告発される企業人や政治家や官僚たちによる様々な”事件”も、彼等が演じる”犯罪”や”腐敗”というより、その”想像力の欠如”や”感覚麻痺”に由来するものであることを、より深刻に受け止めるべきなのだと僕は思う。そして、彼らがその糾弾を受けてもカエルの面にナントカを決め込めるのは、彼等の振る舞いが彼等の”悪意”からではなく、自らが背負っている”責務”を果たすべく行っているのだと認識しているからである。彼等がそれを通して利殖の手段や天下り先を確保し得たとしても、彼等の意識の中では責務を果たすための手段であり結果だと信じて疑わないのである。そして、我々もまた、彼等がもたらす恩恵に与ってきた者の一人だと自覚すべきなのである。
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Posted by 編集部 | 08:30 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
編集長コラム

「表示」の嘘、「商売」の嘘、「正義」の嘘、その退廃の果てに | 農業経営者 3月号 |  (2002/03/01)

【「農業経営者」編集長 昆 吉則 -profile
「雪印食品事件」以後、食品流通業界の“嘘”が一気に白日の下に晒され始めた。

その後の経過を見るとき、これは我が国の食品の生産・流通・小売りにおける“信用恐慌”とでも言うべき事態に発展するのではないかと本誌は恐れている。それは我が国の農業と食の業界を大変革させるために避けては通れぬ時代の波ではあるが。今年度末に囁かれる様々な金融不安、4月に始まるペイオフ、それらが経済恐慌どころか日本社会そのものを恐慌に導くことにもなりかねないからだ。

発端は雪印食品⑭関東ミートセンターによる「牛肉詰め替え」の露見だった。“狂牛病騒ぎ”で売れ残る未検査国産肉の対策として設けられた買い取り制度を悪用し、補助金を騙し取ろうとした詐欺事件である。その後、牛肉の販売についての産地やブランド詐称(表示の嘘)が告発されるのに次いで、いよいよ海外産農産物の産地詐称やリパックの横行も報道されるようになった(マスコミも知りながらこれまで報道してこなかった)。
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Posted by 編集部 | 08:30 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
編集長コラム

「外食」世代が中心になる時代の農業 | 農業経営者 2月号 |  (2002/02/01)

【「農業経営者」編集長 昆 吉則 -profile
以前、独身で30代前半の世代に属する若い友人のG君と「外食」について話していて、50代の自分との認識の違いを感じさせられるとともに、自らの経験や主観に囚われている自分にハッとしたことがある。

「ところで、外食するというのはハレ(特別の日)だよな」と問うた僕に

「イヤ、違いますよ。外食はケ(日常)であり、少なくとも独身の僕にとっては家でご飯を食べることこそハレですよ」と彼は言うのである。

今時の小洒落たレストラン等という格好の良いものではない。昭和20年代後半から東京の子供であった僕が、母親に連れられてデパートの最上階の食堂で食べたソフトクリーム。兄のお下がりであっても"よそ行き"の服に着替えさせられ、電車に乗って都心のデパートに行くことは、少し育ちが良さそうに言えば"お出かけ"であり、今で言えば何のことはないソフトクリームを食べることは、僕等にとって文字通 りハレ(非日常)の体験であった。今の子供たちなら、「そんなの付き合ってられないよ」と鼻で笑うところだろう。当時のデパートには、階段や店内の各所に宣伝用のチラシが積み重ねて置いてあった。僕たち兄弟にとっては、店員の目を気にしながらも、それを集めてくるのが楽しみでもあった。子供が自由になる紙など無かったからだ。
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Posted by 編集部 | 08:30 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)