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編集長コラム

農業を金縛りにしてきたもの | 農業経営者 12月号 |  (1998/12/01)

【「農業経営者」編集長 昆 吉則 -profile
すでに日本中に食べ残しの残飯が山と溢れる時代になり、農家の多くが経済的には農業に依存せず資産管理的な農業になってからも、戦時立法あるいは国家総動員体制の名残りともいえる「食糧管理法」が、ついこの間まで農業界の精神を金縛りにしていた。

すでに「食管法」は無い。しかし、この間、農業人たちを縛ってきたのは「食管法」の法規そのものではなく、それを温存させ続けてきた農業界を支配してきた精神風土なのである。そして、多くの農家とその関連業界人を含む農業関係者たちは、まだ、その後遺症に苦しんでいる。
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Posted by 編集部 | 08:30 | この記事のURL | コメント(268) | トラックバック(0)
編集長コラム

信頼は情報公開の努力から | 農業経営者 11月号 |  (1998/11/01)

【「農業経営者」編集長 昆 吉則 -profile
先日、デパートの名店街にも店を出している老舗の果実店の梨を頂いた。化粧箱の中には、その果実店の歴史と店の看板(ブランド)への誇り、そして品物へのこだわりを書き記したしおりが入っていた。しかし、梨の一部は芯が傷んでいた。生理障害ではないかと思われた。平年だったら素晴らしい梨なのだろうけど、今年の天候ならあり得ることだとも思った。不良品の返品を受け付ける旨のシールも入っていたが、その気にはなれなかった。

そして、もしその箱の中にもう一言「今年の天候は異常であり、選ばれた優れた生産者であっても外からは見えぬ不良品の発生がありえます」旨のお詫びの断りが入っていたとしたら、むしろそこに高級果実を扱う老舗のプライドと責任を感じたであろう。単に高級な果物を綺麗に包装して高く売るだけではなく、最高級の技術を持った栽培者が管理した「自然の恵みの有難さ」を伝える商売であればこそ、老舗の果物店ではないかと思ったからだ。それが、宝石店でも洋服店でも家具店でもない、果物店であればこその暖簾なのではないのか。
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Posted by 編集部 | 08:30 | この記事のURL | コメント(8) | トラックバック(0)
編集長コラム

不作の年こそ人は君を見ている | 農業経営者 10月号 |  (1998/10/01)

【「農業経営者」編集長 昆 吉則 -profile
春先から全国的に天候不良が続いたが、とくに8月末からの連続的な台風の襲来は各地に大きな農業災害をもたらした。被害を受けた皆様には心よりお見舞いを申し上げるとともに、その復興と経営再建に勇気をもって取り組まれることをお祈りする。

北海道常呂町のO氏の場合、4号台風で常呂川の支流が増水し、過半の作物が流されたり水に漬かるなどの水害を受けた。しかも、4号台風の水が引く間もなく5号、6号、7号と、たて続けの台風の余波を受けた大雨でその被害はさらに広がった。海岸に面した低地のために水が引かないのである。そして、4号台風では難を逃れた作物もほとんどが収穫不能になってしまった。
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Posted by 編集部 | 08:30 | この記事のURL | コメント(125) | トラックバック(0)