執筆者一覧

農業ビジネス
農業経営者twitter
デジタル見本誌

アーカイブ
2023
07
2022
12 07
2021
08
2020
12 08 04
2019
12 11 09 08 06 04 03 02
2018
12 10 08 07 04
2017
12 10 08 06 05 03 02 01
2016
12 11 10 07 06 04 03 02
2015
12 11 10 09 08 07 06 04 03 02
2014
12 11 10 09 07 06 05 03 02 01
2013
12 11 10 09 08 07 06 04 02
2012
12 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2011
12 09 08 07 06 05 04 03 02
2010
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2009
12 11 10 09 07 06 05 04 03 02 01
2008
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2007
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 01
2006
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2005
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2004
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2003
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2002
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2001
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
2000
12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01
1999
12 11 10 09 08 07 06 05 04 02 01
1998
12 11 10 09 08 07 06 04 02
1997
12 10 08 06 04 02
1996
12 10 08 06 04 02
1995
12 10 08 06 04 03
1994
12 09 06 03 01
1993
10 07 05
文字のサイズ
中
大

HOME > 編集長コラム

購読申込み
編集長コラム

ピエロと化す往年の名選手たち | 農業経営者 7月号 |  (2001/07/01)

【「農業経営者」編集長 昆 吉則 -profile
日曜日の朝は民放各局のニュースショー番組を見るのが習慣になっている。コイズミ状況劇場だけではない。大リーグで活躍する若者たち、そしてなにより、それらの活躍に快哉を叫びながらも自己撞着に陥っているマスメディアと我々日本人の姿がそこに見えるからである。「球界のご意見番」とかいう人物が現役選手たちの一挙手一投足に揚げ足を取りながら「渇ァーツ」などと吠えている番組がある。「往年の名選手」たちがかび臭い俗物オヤジの御託を垂れ流している。それを毎週うんざりしながら、だけど興味をもって眺めているのだ。

それは典型的な形で示された“村”社会での多数派による己を危うくするチャレンジャーや新時代を切り開く者へのイジメに見える。同時にそれは現代の日本とその中にある様々な業界(むら)を支配してきたお山の大将たちやその取り巻きたちが、歴史の地殻変動に揺れる砂山の上でうろたえている姿でもあるのだ。
?
Posted by 編集部 | 08:30 | この記事のURL | コメント(38) | トラックバック(0)
編集長コラム

もう一度「問うべきは我より他に無し」 | 農業経営者 6月号 |  (2001/06/01)

【「農業経営者」編集長 昆 吉則 -profile
小泉純一郎氏が自由民主党総裁選挙で圧倒的な勝利を収めた。それを決定付けたのは職業的政治家の決議ではなく、地方自民党員による予備選挙だった。その結果に示されたのは候補者である小泉氏自身を含め、永田町の国会議員たちの予感をはるかに超える党員の変化だった。

自民党の過半数割れにともなって成立した非自民七党一会派の連立による細川政権(1993年)や自民・社会両党が新党さきがけを巻込み社会党委員長を首班とする自社さ連立政権の誕生など、いわゆる「55年体制の崩壊」といわれた一連の「政権交代」劇よりも、それははるかに大きく深い意味を持つ日本人の意識の変化を示す事件ではないだろうか。
?
Posted by 編集部 | 08:30 | この記事のURL | コメント(369) | トラックバック(0)
編集長コラム

わが友としての農業経営者に | 農業経営者 5月号 |  (2001/05/01)

【「農業経営者」編集長 昆 吉則 -profile
今を暗く語る君がいる。

もし、道を見出せないような闇の中にいたとしても、君は人々の語る後ろ向きの流行り言葉に流されるべきではない。

君が経営者たること、誇りある職業人たることを自負し、男として、女として、夫、妻、父、母として、家族や仲間への責務を自覚する者であるなら。

今が安穏に過ごせる時代でないことは事実である。でも、今までの君がたまさかの幸運に恵まれていただけに過ぎないとは考えられないか。これまでの君が、小さな村(あるいは会社や家族)の中だけで通用するお山の大将を演じてきただけであり、その砂山が歴史の胎動で崩れつつあることに怯え、身をすくめているだけではないのか。餓える怖れのない社会にいることで、我々は生きることへの根本的な問いを見失っているのではないか。自らの意思とはかかわりなく誰かに道を与えられ、主体のない人生を消費し、それに浮かれて来ただけではないのか。
?
Posted by 編集部 | 08:30 | この記事のURL | コメント(6) | トラックバック(0)